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東日本大震災を受けた地域で対応にあたる保健師へのメッセージ
2013年12月09日
連載「生と死を考える」保健指導実践者に向けてデーケン先生からのメッセージ(アルフォンス・デーケン 上智大学名誉教授)を更新しました。
第3回のテーマは、「東日本大震災を受けた地域で対応にあたる保健師へのメッセージ」とし、筆者が死別といった極端な体験にもかかわらず役立った3つのポイントをメッセージとしてお伝えします。
東日本大震災を受けた地域で対応にあたる保健師へのメッセージとして、私が小学生だった第二次世界大戦の最中に受けた多くの喪失と、死別といった極端な体験にもかかわらず役立った3つのポイントをメッセージとしてお伝えします。
一つ目は、苦しい体験を、ただ苦しいと感じるだけでなく、自分の想像力を開発するきっかけとして考えてほしいことです。これは、歴史上でみても、文学や芸術、音楽が新たに生まれたきかっけに「死」が関わるものが多くあります。
例えば、西欧の偉大な思想家であるアウグスティヌスは、19歳の時、親友の突然死により深刻なショックを受ける体験をしました。しかし彼はその体験からインスピレーションを得て、生と死について深く考えるようになり、偉大な思想家になったのではないかとされています。
オピニオン第3回のテーマは、「東日本大震災を受けた地域で対応にあたる保健師へのメッセージ」とし、筆者が死別といった極端な体験にもかかわらず役立った3つのポイントをメッセージとしてお伝えします。
「生と死を考える」保健指導実践者に向けてデーケン先生からのメッセージ
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