ニュース

リハビリ支援ロボットを臨床に導入 脳卒中による下肢麻痺を支援

 トヨタ自動車はこのほど、脳卒中などによる下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォーク WW-1000」のレンタルを2017年秋から開始すると発表した。
ロボットを活用し少子高齢化に対応
 「ウェルウォーク WW-1000」は個々の患者に合わせて難易度を調整できたり、歩行状態のフィードバック機能など、運動学習理論にもとづいたさまざまなリハビリテーション支援機能を備えている。また簡単に装着でき、タッチパネルによる一括操作など、シンプルな構造と機能によって臨床現場での使いやすさを実現したという。

 トヨタは、1980年代に自動車生産用に導入を始めた産業用ロボットの技術や自動車の開発技術を応用して、人の活動をサポートし、人と共生する「パートナーロボット」の開発を進めている。

 「パートナーロボット」は、「すべての人に移動の自由を、そして自らできる喜びを」というビジョンのもと、特に日本において重要な課題である少子高齢化問題に対応するため、高齢者がより自立した生活を送り、介護する側の負担も低減できるよう、「シニアライフの支援」「医療の支援」「自立した生活の支援」「介護の支援」を主な4領域として開発に取り組んでいる。

 医療の支援では、2007年末から藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)と共同でリハビリテーション支援ロボットの開発を進め、2011年より医療現場での実証実験を行ってきた。

 2014年からは歩行練習アシストロボットを全国23の医療機関(2017年3月末時点)で臨床的研究に活用している。このほど、これまでの臨床的研究を通じて患者や医療関係者からの意見もふまえ、下肢の機能回復への寄与が期待できると判断し、医療機器の承認を取得した。医療機関向けに、100台を目標に「ウェルウォーク WW-1000」としてレンタルを行う。

 営業・サービス体制に関しては、トヨタはグッドライフデザインに営業企画・管理の委託を行い、グッドライフデザインは営業窓口である4社を通じてレンタルを行う。サービス業務は、トヨタもしくはグッドライフデザインがパラテクノに委託するかたちをとる。

リハビリテーション支援ロボット

[Terahata]
side_メルマガバナー

「運動」に関するニュース

2025年02月25日
ストレスは「脂肪肝」のリスクを高める 肥満やメタボとも関連 孤独や社会的孤立も高リスク
2025年02月25日
緑茶を飲むと脂肪肝リスクが軽減 緑茶が脂肪燃焼を高める? 茶カテキンは新型コロナの予防にも役立つ可能性が
2025年02月17日
働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
2025年02月17日
肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
2025年02月17日
中年期にウォーキングなどの運動を習慣にして認知症を予防 運動を50歳前にはじめると脳の健康を高められる
2025年02月12日
肥満・メタボの割合が高いのは「建設業」 業態で健康状態に大きな差が
健保連「業態別にみた健康状態の調査分析」より
2025年02月10日
[高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
2025年02月04日
ラジオ体操などにより要介護や認知症のリスクが低下 高齢化社会の健康施策に体操を活用
2025年02月03日
良い睡眠は肥満や高血圧のリスクを減らす 日本人の睡眠は足りていない 3つの方法で改善
2025年02月03日
運動とメンタルヘルスの深い関係 コロナ禍に活動的だった人はポジティブな感情を維持 運動は楽しく続けられることも大切
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶