ニュース
厚労省がGWの海外渡航に感染症予防注意を呼びかけ
2018年04月13日
厚生労働省はゴールデンウィークに海外へ渡航する人を対象に、感染症予防を呼びかけるwebサイトを開設した。日本では発生していない感染症や、水や食べ物を介した感染症も多いことから、注意を呼びかけている。
webサイトでは、海外で感染症にかからないためには、正しい知識と予防に関する方法を身に付ける必要があると説明。渡航先にはよるものの、最も感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症だとしている。また日本で発生していない動物や蚊、マダニなどが媒介する病気が流行している地域もあり、事前の確認も呼びかけている。
渡航前には、厚生労働省や検疫所、外務省のホームページで渡航先における感染症の発生状況や最新情報が確認可能。webサイトでは、渡航中や帰国後に体調が悪くなったときは、空港などに設置されている検疫所や、最寄りの保健所で相談が受けられることなどを伝えている。
蚊やマダニ、動物が感染する感染症については、分かりやすいポスターやリーフレットも作成し、啓発も行われている。
また麻しん(はしか)や風しん、ポリオなど日本での患者が減少傾向、または発生していない病気に海外で感染する恐れもあることを注意喚起している。
報道発表「ゴールデンウィークの海外旅行では感染症に注意しましょう」(厚生労働省)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「地域保健」に関するニュース
- 2024年04月30日
- タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
- 2024年04月25日
-
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠 - 2024年04月23日
- 生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
- 2024年04月22日
- 運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
- 2024年04月22日
- 職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
- 2024年04月22日
- 【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
- 2024年04月22日
- 【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
- 2024年04月18日
- 人口10万人あたりの「常勤保健師の配置状況」最多は島根県 「令和4年度地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月18日
- 健康診査の受診者数が回復 前年比で約4,200人増加 「地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月16日
- 塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題