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【書籍紹介】「精神科医の話の聴き方 10のセオリー」
2019年06月14日
職場や家庭、学校におけるメンタルヘルス対策が重要となっている昨今。悩みを相談されたときに、咄嗟にどのような対応をすればよいのでしょうか。
東邦大学産業精神保健職場復帰支援センター(佐倉)センター長・教授※の小山文彦氏の著書『精神科医の話の聴き方 10のセオリー』では、悩むこころと言葉をどのように受け止めたらよいのかを解説しています。是非チェックしてみてください。※書籍刊行時
東邦大学産業精神保健職場復帰支援センター(佐倉)センター長・教授※の小山文彦氏の著書『精神科医の話の聴き方 10のセオリー』では、悩むこころと言葉をどのように受け止めたらよいのかを解説しています。是非チェックしてみてください。※書籍刊行時

「精神科医の話の聴き方 10のセオリー」
著者:東邦大学産業精神保健職場復帰支援センター(佐倉)
センター長・教授
小山 文彦
発行:創元社
定価:1,620円(税込)
頁数:192頁
悩むこころと言葉をどう受け止めるか 「困った」「どうしよう」「つらい」「憂うつだ」......身近な家族や友人、職場の同僚からこのように言われたら、あなたならどうしますか?
悩むこころと言葉をどのように受け止めたらよいのか、多彩なフィールドで活躍してきた精神科医が、10の基本原則を示しつつ、それらに基づいた具体的な対応を様々な場面ごとに紹介します。
専門的な技法以前にある、ごくあたりまえのことが、ごくあたりまえのように活用されることを願って。(出版社ホームページより)
〇目次はじめに
第I部 悩むこころを受け止める10のセオリー
Theory 1 口は一つに、耳二つ
Theory 2 対話の「場」を決める
Theory 3 率直に受け止める――転移と解釈への留意
Theory 4 「専門家」風にならない
Theory 5 理解と示唆を急がない
Theory 6 "I'm OK, You're OK"であること
Theory 7 「ボーカル」への意識を高める
Theory 8 ふさわしい距離から支える
Theory 9 「配慮」は尽くし「遠慮」はほどほどに
Theory 10 関与しながらの観察を
第II部 暮らし・仕事・健康問題について「聴く」
1 誰もが、いくつものキャリアを担っている
2 悩みの「原因さがし」よりも「解決」へ
3 闘病のストレスをどう聴くか?
4 職場でのメンタルヘルス問題をどう聴くか?
5 聴く側の思い
6 精神科医であり産業医であること
第III部 医療・危機介入の場面で「聴く」
1 長年の痛み、苦しみを受け止める
2 青年期への示唆には工夫がいる
3 行動化の取り扱い方
4 社会的タブーの告白を治療転機に
5 発達障害の新入社員を支える
6 うつ病を否認する管理職の治療導入
7 がん体験者の悩みを聴く時
8 「死にたい」をどう聴くか?
おわりに
詳細は 創元社ホームページへ
〇購入方法
インターネットの場合、下記より購入いただけます。
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