ニュース

【オピニオン新連載】行動科学に基づいた保健指導スキルアップ~対象者の行動変容を促すには?~

 オピニオンコーナーにて、健診・検診に関する新連載がスタートしました!

 全3回にわたり「行動科学に基づいた保健指導スキルアップ~対象者の行動変容を促すには?~」(新潟県立大学人間生活学部健康栄養学科・助教/玉浦 有紀) の連載を行います。ぜひご覧ください。

行動科学に基づいた保健指導スキルアップ~対象者の行動変容を促すには?~

  日々の保健指導で、一生懸命、対象者に生活習慣の改善法を伝えても、『分かっていても、つい・・・』『分かっているけど、なかなか・・・』『体調も悪くないし、このままでいいでしょ!』など、長年続く生活習慣(行動)を変えてもらうことの難しさを感じる場面、経験したことありませんか?

 全3回の連載を通して、生活習慣の改善など、何か「新しい行動」を自分の生活に取り入れる必要があるとき、どのような支援が望まれるのか、人の行動が変わっていくプロセスを行動科学の理論に基づいて考えていきます。

No.1 「行動科学に基づくアセスメントを活かしたアプローチ」

 「野菜をたっぷり食べよう」「お酒はほどほどに」「味は薄味で」など、健康に望ましい食行動は積極的にとり、健康を妨げる行動は控えることは、《一般的》に大切であることを理解している人は多いです。

 しかし、いざ「日常的に健康的な行動をとる」となると、なかなかそのハードルは高いのが現実です。その例として、以下のようなパターンを経験したことはないでしょうか?

【パターン①:分かっていても、できない】
(例)仕事が忙しくて、家に帰るのは夜中に...寝る前に食べるのは良くないのは知っているが、ビールとつまみは止められない...。

【パターン②:分かっていても、しない (一般的には大切でも、自分にとっては大切でない)】
(例)しっかり食べた方が調子が良くて仕事もできるから、少し太っているくらいが良い!

 人の行動、特に食行動は、とても複雑で、単に「生命を維持するために必要なエネルギー・栄養素をとる」といった目的だけでなく、自分が好きな者を好きなように食べられるといった「心理的」な目的や、家族や友人、同僚と一緒に食事を楽しむといった「社会的」な目的など多様な側面があります。

 私たち保健医療従事者が、この複座な「人の(食)行動」について、対象者に望ましい方向に変わって欲しい・・・と考える時に役立つのが「行動科学」です。

[soshinsha]

「健診・検診」に関するニュース

2021年06月29日
産業保健師活用テキスト『産業保健師がいること』のご紹介
2021年06月28日
【生活習慣病の医療費】トップは入院では「脳血管障害」、入院外では「糖尿病」 特定健診と特定保健指導が重要 健保連
2021年06月01日
実行しやすい健康改善プランを提案するAI(人工知能)を開発 健診データから1人ひとりに最適なプランを選択
2021年06月01日
日本の代表的な6研究機関が連携 36.6万人規模のゲノムコホートを構築 「個別化医療・個別化予防」の早期実現を目指す
2021年05月26日
2021年度版【保健指導アトラス】を公開!保健指導に携わる人が知っておきたい法律・制度
2021年05月20日
【オピニオン新連載】緊急事態宣言下で前進した特定保健指導のオンライン化と働き方 ―総合健康保険組合の取り組み―
2021年05月18日
心理的ストレスが腸内細菌を乱すメカニズムを解明 うつ病に腸内細菌叢が大きく関わっている 「脳腸相関」を解明
2021年05月17日
5月31日は世界禁煙デー、6月6日まで禁煙週間
禁煙で新型コロナに負けないカラダになろう!
2021年05月10日
「腸内環境」は植物性食品で整えられる 肥満やメタボの人は「腸内エコシステム」が乱れやすい
2021年05月10日
【新型コロナ】リモートワークで生活リズムが乱れ睡眠不足に 自然光の変化に合わせた室内照明で睡眠の質を向上
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
  • 週1回配信(毎週木曜日)
  • 登録者数 11,068 人(2021年09月現在)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 2.7%
  • 保健師 44.8%
  • 看護師 10.8%
  • 管理栄養士・栄養士 19.8%
  • その他 22%
登録はこちら ▶
ページのトップへ戻る トップページへ ▶