子供の頃から肥満対策が必要 学校で座りっぱなしの時間が減ると子供の肥満は改善 早期介入が効果的
座位行動を減らし身体活動を増やすと子供の肥満は改善
小学校の教室で座ったまま過ごす時間をなるべく減らすことが、子供の肥満を減らすのに役立つことが、英ユニヴァーシティ カレッジ ロンドンの新しい研究で明らかになった。 研究は、小学生の肥満に与える影響をはじめて科学的に評価したもので、成人だけでなく子供も、親の社会経済的地位などに関係なく、座位行動を減らし身体活動を増やすことが、体重にプラスの影響をもたらすことが示された。 「このアプローチは、子供の健康を改善するために、安価で効果的な方法となる可能性があります」と、同大学スポーツ・運動・健康研究所のフラミニア ロンカ氏は言う。 研究グループは今回、英国の州立小学校30校で、運動量を増やすのではなく座ったまま過ごす時間を減らすことが、子供の身体活動と肥満におよぼす影響を調査した。 調査に参加した学校のうち26校では、教師や指導者が授業にアクティブな動きを組み込むよう訓練を受け、対照となった4校では、通常通りの授業が続けられた。子供の座位行動や低レベルの身体活動を減らすプログラムを開発
その結果、体の動きをより多く取り入れた授業をした学校では、学年の1学期と3学期のあいだで、子供たちのウエスト身長比の平均は8%減少し、肥満傾向が改善した。ベースラインでウエスト身長比が高かった子供ほど、改善が大きい傾向が示された。 同研究所は、教育課程に障害が起こらないようにしながら、教室内で立ったり歩いたりといった子供たちの身体活動を促す「アクティブ ムーブメント プログラム」を開発している。プログラムは、子供たちの通常の学校生活での、座位行動や低レベルの身体活動を減らすよう設計されている。 「子供たちが授業中に、立ち上がって質問に答えたり、学習の一環として教室を歩き回ったりするなど、創造的なやり方で教育に身体的な動きを導入することで、子どもたちの座位行動を大幅に減らすことができることが示されました」と、ロンカ氏は言う。 「英国では、6年生の子供の22.7%が肥満傾向で、2012~2013年の調査の18.9%から増加しています。小児期の肥満傾向は、成人してから肥満や生活習慣病の増加につながるという報告があり、子供の頃からの肥満対策は重要です」としている。 的ではなく、20%は運動不足だった。Decreasing Sedentary Time during Lessons Reduces Obesity in Primary School Children: The Active Movement Study (Obesity Facts 2024年2月5日)
Early treatment of child obesity is effective (カロリンスカ研究所 2023年9月18日)
A long-term follow-up of treatment for young children with obesity: a randomized controlled trial (International Journal of Obesity 2023年10月25日)
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