No.3 「くすり教育の実施」 ~どう教えるか? 「くすり教育」~
加藤「指先に水を少しつけてこのカプセルに触ってごらん」
生徒「あっ、指にくっついた!」
生徒「僕も。落ちないよ!」
加藤「そうだね。では、この結果から考えてみて下さい。カプセルを水なしで
そのまま飲んだら、どうなると思う?」
生徒「う~ん、喉にくっついちゃう」
加藤「その通り。水で飲まないと喉にくっついて、成分がそこで溶けてしまっ
て危険だし、効かなくなることもあります。だから薬は水で飲まないと
いけないのです。」
生徒「へぇ、そうだったのか!」
加藤「では次に。これは危険なので自分たちでは絶対にやらないで欲しいので
すが、今日は特別、このカプセルの中身(実はビタミンC)を出してみ
ますね。ここでちょっと、担任の先生に協力してもらいましょう。
先生、このカプセルの中身を舐めてみてください。」
先生「えっ、舐めるんですか? うっ、酸っぱい!」
加藤「そうです。薬は、酸っぱかったり苦かったりするものが多いです。とこ
ろで、味はどこで感じますか?」
生徒「舌で感じるでしょ?」
加藤「そうですね。胃で感じますか?」
生徒「胃じゃ、味なんかわからないよ」
加藤「その通り。だからカプセルに入れておいて水で飲めば、くすりの成分は
舌に触れずに胃にストンと落ちて、そこで溶けて効いてくるようになり
ます。苦い薬もらくに飲めます。」
生徒「すごい! ちゃんと考えて作られているんだ!」
(教材参照) 子供たちが薬のことを理解し、納得さえすれば正しく使用するようになります。
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