関連資料・リリース情報

「食事のGIおよびGLと糖尿病発症のリスクとの関連について」

「食事のGIおよびGLと糖尿病発症のリスクとの関連について」
(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター/2014年4月15日)

 女性では食事のGLと糖尿病のリスクとの間に関連が見られた。

 例えば白米や食パン、もち、じゃがいも等の血糖値を急速に上げる食品が食事の多くを占める人や、これらを多く食べる人では、糖尿病のリスクが高まることが考えられる。男性においては同じような結果はみられなかった。

 しかし、喫煙や飲酒など健康を害する要因を持つ人は男性に多く(解析では調整されているが)、他の健康に良くない特質がこの研究では考慮されていない可能性もあり、関連が無いとは言えない。

 男性では、食事のGIと糖尿病のリスクとの関連が、脂肪を多く摂取する人にだけ見られた。また女性で脂肪を多く取る人では、血糖の上昇が緩やかな炭水化物が多くを占める食事をすることで、糖尿病のリスクが下がることが示唆された。

 メカニズムは明らかではないが、炭水化物と同時に摂取された脂肪が、ある程度の食事のGIでは、血糖の上昇を穏やかにしていることが考えられる。

(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター/2014年4月15日)

[保健指導リソースガイド編集部]

「データヘルス計画」に関する資料・リリース

2023年08月15日
国保のデータヘルス計画策定・推進ガイド〔第3期版〕
2023年08月03日
令和5年度保健師中央会議 資料
2023年06月20日
経済財政運営と改革の基本方針2023
2023年06月12日
令和4年度 食育白書
2023年06月01日
「健康日本21(第三次)」を推進する上での基本方針を公表します

「データヘルス計画」に関するニュース

2024年04月25日
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設 人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠
2024年04月23日
生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
2024年04月22日
運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
2024年04月22日
【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
2024年04月22日
【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い

関連コンテンツ

アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶