ニュース

「くすり教育」の実施に向けて ~「くすり教育」を充実させるために~

 連載「学校保健における「くすり教育」について ~今、「くすり教育」をいかに進めるか~」(加藤 哲太 東京薬科大学薬学部教授)を更新しました。第2回は、「くすり教育」の実施とその充実について紹介します。

 「くすり教育」は学習指導要領で、中学校、高等学校の保健体育に組み込まれており、その授業計画、実施、評価は教科担当教員によって行われることが基本となります。

 しかしながら医薬品は、「諸刃の剣」といわれるように、使い方を誤れば、効果が期待できなかったり、逆に副作用を引き起こしたりすることがあります。

 こうした医薬品の誤用をなくすとともに、医薬品に過度に依存したり、過度に避けたりすることなく、必要な医薬品を正しく有効利用することの大切さを理解させることが必要となります。

 そのためには、学内において生徒の健康の推進に当たって中心的な役割を果たしている養護教諭、専門家の立場から授業の中で医薬品の正しい使い方について、指導・助言を行うことのできる薬剤師が協働で授業を進めることを推奨します。

 この場合、日ごろ学校の保健衛生に関わっている学校薬剤師の参画が好ましく、養護教諭はコーディネーターの役割も重要となります。

学校保健 オピニオン
「学校保健における「くすり教育」について ~今、「くすり教育」をいかに進めるか~」

学校保健 トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「学校保健」に関するニュース

2025年02月25日
【国際女性デー】女性と男性はストレスに対する反応が違う メンタルヘルス対策では性差も考慮したアプローチを
2025年02月17日
肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
2025年02月10日
タバコを1本吸うごとに寿命は20分短縮 若い世代はタバコ規制を歓迎 「タバコ広告も禁止すべき」
2025年01月27日
座位時間の長い労働者は睡眠の問題を抱えやすい 立ち上がって体を動かし対策 運動で血流を改善
2025年01月27日
「孤独」と「社会的孤立」は心臓病・脳卒中・感染症などのリスクを高める 人との交流は健康を維持するために必要
2025年01月14日
子宮頸がん予防のHPVワクチンをもっと知って欲しい【キャッチアップ接種の期間が延長】
2025年01月06日
愛情ホルモン「オキシトシン」が社会的つながりを強める 孤独は愛情ホルモンを減らす 動脈硬化にも影響
2025年01月06日
【申込受付中】保健事業に関わる専門職・関係者必携
保健指導・健康事業用「教材・備品カタログ2025年版」
2024年12月25日
過去最少の野菜不足でも「改善するつもりはない」 睡眠不足も慢性的
―令和5年「国民健康・栄養調査」より
2024年12月24日
「2025年版保健指導ノート」刊行
~保健師など保健衛生に関わる方必携の手帳です~
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶