ニュース

10月は「がん検診受診率50%達成へのキャンペーン月間」

 厚生労働省や都道府県、日本対がん協会、がん対策推進企業等連携本部は、毎年10月を「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」と定めている。期間中にがん検診への理解と関心を国民に高めるための各種取り組みを行い、受診率を向上させることによりがんによる死亡者の減少を目的としている。

 がんは、1981年より死因の第1位で、2010年には年間約35万人が亡くなっている。今後も人口の高齢化に伴い死亡者数の増加が見込まれている疾患の一つ。国や地方自治体は、がん対策基本法にしたがい、がん検診の受診率向上や普及啓発活動を実施している。

 また、2012年6月に閣議決定された基本計画では、がん検診の受診率を5年以内に50%(胃、肺、大腸は当面40%)を達成することを目標としている。

 この目標を達成するため、国・企業・地方自治体・関係団体等が連携・協力し、普及啓発活動やイベントの開催等を行う「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」を毎年10月に実施している。

【実施概要】

■期間:2013年10月1日~2013年10月31日

■実施主体:厚生労働省、都道府県、公益財団法人日本対がん協会、がん対策推進企業等連携本部

平成25年度がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間
平成25年度がん検診50%推進全国大会

がん検診の普及啓発に使える教材150点以上掲載
 保健指導・健康事業用教材・備品を販売サイト「保健指導マーケット」では、がん検診の普及啓発に使える教材が150点以上と豊富に取り扱っている。
 【配布用】の指導箋やファイル、リーフレット、【掲示用】のポスターやパネルなど、使用用途に応じた教材をインターネットから購入できる。
「保健指導マーケット」

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「がん」に関するニュース

2023年08月07日
【がん予防の経済効果】 がんのリスク要因を減らして1兆円超の経済的負担を軽減 生活スタイルや環境の改善が重要
2023年07月31日
どんな女性が乳がん検診を受けていないかを調査 がん検診の受診率を高めるために何が必要?
2023年07月10日
活発に体を動かしている高齢者は生活の質が高い 運動・身体活動は老化を遅らせる最適な方法
2023年07月05日
行政事業レビュー「がん診療連携拠点病院機能強化事業等」
「がんの死亡率減少」と「仕事と治療の両立」が議論の焦点に
2023年06月26日
「高齢社会白書」2023年版を発表 高齢者の社会参加が健康や生きがいを生み出す 各地の取組みも紹介 内閣府
2023年06月19日
肺がんを検診で早期発見・治療すると生存率と医療費が改善 京都市が市民を対象に調査 肺がんは早期発見がカギ
2023年06月12日
【子宮頸がん】日本はHPVワクチン接種と検診の実施率が低い 子宮頸がんの罹患率と死亡率がともに増加
2023年05月19日
令和4年度「東京都がん予防・検診等実態調査」 受診者増加のための取組み率は健康保険組合で85%に上昇
2023年05月08日
「誰一人取り残さない」第4期がん対策推進基本計画が閣議決定
がん検診受診率目標60%、デジタル化の推進
2023年04月04日
乳がん検診の「マンモグラフィ」は効果がある 革新的なマンモグラフィ検査も開発 女性の負担を軽減
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶