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緩和ケアは「診断早期から始められる医療」 全ての医療従事者が提供可

 「緩和ケア=終末期医療」という誤解

 2002年、WHO(世界保健機関)によって、「緩和ケアとは、命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族が抱えている身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな苦痛を早期に診断し、適切に対応・治療することでQOLを向上させる医療」と定義されました。それ以来、それまでは「終末期医療」と捉えられてきた緩和ケアは「診断早期から開始される医療」へと転換したのです。 2006年に制定されたがん対策基本法では「がんと診断されたときからの緩和ケアの推進」を重点的にとりくむ課題のひとつとしました。

 緩和ケアとは具体的にどういうものなのでしょうか?

乳がん患者さんから専門家まで 国内外の最新情報が集まる情報ファイル
 日本人女性のがん罹患率トップは乳がんだ。その罹患率は20%超を占め、女性がもっとも注意しなくてはいけないがんになっている。女性が生涯で乳がんに罹患する確率は12人に1人とされる。

 乳がんになったとき、治療や乳房再建に対する正しい情報は、患者の治療へ臨む勇気やQOL向上につながる。

 「乳がん治療と乳房再建の情報ファイル」では、最新の情報を含めて、乳がん治療と乳房再建について詳しく解説している。

[保健指導リソースガイド編集部]
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