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【健やか21】ヒアリに刺された場合の留意事項について

 「健やか親子21(第2次)ホームページ」より、学校保健・母子保健に関する最新情報をピックアップ。

ヒアリに刺された場合の留意事項について(厚生労働省)
 平成 29 年5月に兵庫県尼崎市で、同6月に神戸市で発見されましたヒアリについて、ヒアリに刺された場合の医療的留意事項について連絡いたします。ヒアリは、南米原産で体長は 2.5~6mm 程度、体色は主に赤茶色の有毒のアリです。世界では北米や中国、フィリピン、台湾等にも外来生物として侵入・定着しており、世界各地で大きな問題となっています。ヒアリは、極めて攻撃性が強いとされており、刺された際には、アルカロイド毒により、熱感を伴う非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れ、その後、膿が出ます。

●症 状

【軽度】 刺された瞬間は熱いと感じるような、激しい痛みを感じます。やがて、刺された痕が痒くなります。その後、膿が出ます。

【中度】 刺された部分を中⼼に腫れが広がり、部分的⼜は全⾝にかゆみをともなう発疹(じんましん)が現れることがあります。

【重度】 息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまいなどを起こすことがあり、進⾏すると意識を失うこともあります。

 これらの症状がでた場合には重度のアレルギー反応である「アナフィラキシー」の可能性が⾼く、処置が遅れると生命の危険も伴います。

他にも学校保健・母子保健に関する最新情報多数!!!

最新トピックス・イベント(2017年7月20日更新)

・ 事務連絡「 ヒアリに刺された場合の留意事項について」(平成29年6月23日付け厚生労働省健康局がん・疾病対策課事務連絡)の掲載について(厚生労働省)
・ 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてのQ&A掲載について(厚生労働省)
・ 被災された方への小児のアレルギー相談窓口の案内について(日本小児アレルギー学会)
・ 「ベビーカーのエスカレーターへの乗り入れは非常に危険です」の掲載について(日本エレベーター協会)
・ 厚生労働省からの周知依頼「平成29年福岡県・大分県等の大雨被害に係る妊婦健康診査等の各種母子保健サービスの取扱いについて」の掲載について(日本産科婦人科学会)
・ 子ども安全メール「危険!おもちゃなどに入っているボタン電池の誤飲に注意! 」の掲載について(消費者庁)
・ 子ども安全メール「ケミカルライトやスプレーで目を痛めないで! 」の掲載について(消費者庁)
・ 第64巻日本公衛誌 第6号への「登校回避感情と関連する要因 文部科学省スーパー食育スクール事業の結果から」の掲載について(日本公衆衛生学会)
・ 『小学生のスポーツ活動における保護者の関与・負担感に関する調査研究(速報値)』の掲載について(笹川スポーツ財団)

企業メンバーのご紹介
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スミセイアフタースクールプロジェクト

 共働き家庭やひとり親家庭が増え、放課後を1人で過ごすことが多くなった子どもたちの健やかな成長を支えるために、地域や市民の力を借り、社会全体で子ども達を応援する仕組みを全国に拡げていくことを目的としたプロジェクトです。

≫詳細はこちら「株式会社コズレ取組みのご紹介

※詳しい情報は、健やか親子21(第2次)ホームページを参照。

「健やか親子21」とは?母子の健康水準を向上のための国民運動計画

 「健やか親子21」は、平成13年から始まった母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、みんなで推進する国民運動計画。

 平成27年度からは、現状の課題を踏まえ新たな計画(~平成36年度)が始まりました。

 「健やか親子21(第2次)ホームページ」は、情報収集や情報を共有することによる交流・連携ができる有用なツールとして、様々な活動に役立つことが目的。

健やか親子21(第2次)ホームページ
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