ニュース
スニーカー通勤でウォーキング スポーツ庁「FUN+WALK PROJECT」
2017年10月03日
スポーツ庁は、20~40歳代のビジネスパーソンのスポーツ参画人口の拡大を通じて国民の健康増進を図る官民連携プロジェクト「FUN+WALK PROJECT」を開始する。スポーツ参画人口の拡大を通じて、国民の健康増進を目指す。
ウォーキングをもっと楽しく 20~40歳代をターゲットに
スポーツ庁「スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、国民の成人の週1回以上のスポーツ実施率は全体で42.5%。20~40歳代に限ると30%台前半と低い。
また、全体の67.0%の人が「運動不足を感じる」と回答しており、30歳代では72.8%、40歳代では82.1%と「運動不足」の割合がとりわけ高い。
第2期スポーツ基本計画では、成人の週1回以上のスポーツ実施率を65%程度まで引き上げることを目標としており、そのためにはこの世代(ビジネスパーソン)の実施率を引き上げることが重要となる。運動不足を感じつつも、忙しくて、スポーツをする時間の取れない働き盛り世代に対する環境整備が必要だ。
そこで、スポーツ庁は、歩くことをもっと楽しく、楽しいことをもっと健康的なものに変えていくプロジェクトとして「FUN+WALK PROJECT」を立ち上げた。
ふだんの生活から気軽に取り入れることのできるウォーキングに着目し、国民に「歩く」習慣を自然に身につけてもらうことを目指している。ビジネスパーソンを中心に2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた国民全体の取組として、本格的なスポーツをする人だけでなく、日々の暮らしの中で気軽に体を動かす人も含めて、スポーツ参画人口の拡大を進めていく。
1日の歩数をプラス1,000歩
スポーツの実施状況等に関する世論調査(スポーツ庁 2016年)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「運動」に関するニュース
- 2024年04月23日
- 生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
- 2024年04月22日
- 運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
- 2024年04月22日
- 職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
- 2024年04月16日
- 座ったままの時間が長いと肥満や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動は夕方に行うと効果的
- 2024年04月15日
- 血圧が少し高いだけで脳・心血管疾患のリスクは2倍に上昇 日本の労働者8万人超を調査 早い段階の保健指導が必要
- 2024年04月15日
- 気候変動による気温上昇が健康リスクを上昇 脳卒中も増加 エアコンを使い高温に対策
- 2024年04月15日
- 自宅で運動に簡単に取り組めるシステムを開発 オンライン運動指導も効果的に 筋⾁を増やし⾜を強くする効果
- 2024年04月08日
- 子供の頃から肥満対策が必要 学校で座りっぱなしの時間が減ると子供の肥満は改善 早期介入が効果的
- 2024年04月08日
- ウォーキングと筋トレを組み合わせると運動の効果は大幅に向上 筋トレはメンタルヘルス改善にも有用
- 2024年04月01日
- 「都市の緑化」はメンタルヘルスを向上 睡眠が改善しストレスやうつ病も減少 緑を増やすと熱中症対策にも