ニュース
【新連載】乳がん発見から治療・生活・食事・仕事まで
2018年08月17日

No.1 どんな人が乳がんに罹りやすく、どんな生活をすればかかりにくいのでしょうか?
No.2 早期発見のために検診はどのように受ければよいのでしょうか?
日本女性がきちんとマンモグラフィ検診を受けると、50歳以上の女性は約23%、40代女性でも約17%死亡率が減少することがわかっています。 海外では検診受診率が70%以上と高く、1990年代後半から乳がんによる死亡率が減少しました。日本はまだ受診率が40%に届かず、死亡率も上昇中です。早く減少に転じたいものです。No.3 検診で乳がんを疑ったらどのような検査をするのでしょうか?
まず、問診、視触診を行います。マンモグラフィ、エコーで確認し、病変があれば細胞診、組織診で診断を確定します。 いつから、どんな症状があるのか、月経と関連があるのか、妊娠、出産、授乳歴はどうなのかを伺います。閉経前か後か、診察時が月経周期のどこに該当するのか、ホルモン補充療法を行っているかどうかは乳がんの診察にとって大切な情報です。掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「健診・検診」に関するニュース
- 2025年08月21日
- 歯の本数が働き世代の栄養摂取に影響 広島大学が新知見を報告
- 2025年07月07日
- 子供や若者の生活習慣行動とウェルビーイングの関連を調査 小学校の独自の取り組みを通じた共同研究を開始 立教大学と東京都昭島市
- 2025年06月27日
-
2023年度 特定健診の実施率は59.9%、保健指導は27.6%
過去最高を更新するが、目標値と依然大きく乖離【厚労省調査】 - 2025年06月17日
-
【厚労省】職域がん検診も市町村が一体管理へ
対策型検診の新項目はモデル事業で導入判断 - 2025年06月02日
- 肺がん検診ガイドライン19年ぶり改訂 重喫煙者に年1回の低線量CTを推奨【国立がん研究センター】
- 2025年05月20日
-
【調査報告】国民健康保険の保健事業を見直すロジックモデルを構築
―特定健診・特定保健指導を起点にアウトカムを可視化 - 2025年05月16日
- 高齢者がスマホなどのデジタル技術を利用すると認知症予防に 高齢者がネットを使うと健診の受診率も改善
- 2025年05月16日
- 【高血圧の日】運輸業はとく高血圧や肥満が多い 健康増進を推進し検査値が改善 二次健診者数も減少
- 2025年05月12日
- メタボとロコモの深い関係を3万人超の健診データで解明 運動機能の低下は50代から進行 メタボとロコモの同時健診が必要
- 2025年05月01日
- ホルモン分泌は年齢とともに変化 バランスが乱れると不調や病気が 肥満を引き起こすホルモンも【ホルモンを健康にする10の方法】