ニュース

【連載更新】高齢期の健康運動の考え方 ~体も心も生涯現役を目指す~

 連載女性のライフステージと、体と心の健康運動(前田 有美/ブレインラボカマクラ 代表、パーソナルフィットネストレーナー(NESTA認定)、健康運動指導士(健康・体力づくり事業財団認定))の第4回を公開しました。
 今回は、高齢期(65歳~)の健康運動の考え方をご紹介します。

 現在、65歳以上が高齢者と定義づけられていますが、特に、この世代に属する前期高齢者(65~74歳)の皆様の中には「まだ高齢者ではない!」とおっしゃる方が多いかもしれません。

 一方で、「私なんて、もう年だから・・・」とおっしゃい、まだ体力があり、体も自由に動くことができるのに、心のブレーキを踏んで活動や行動範囲を制限してしまっている方もいらっしゃったりします。高齢期になってくると、それまでのライフステージとは異なる体と心のアンバランスが生じるケースがあるように私は考えています。

 平成29年就労条件総合調査(厚生労働省)によると、一律定年制を設けている企業のうち、60歳定年が79.3%であると報告されています(※1)

 生産年齢人口が減少している昨今、定年退職後の継続雇用の延長で、社会との関わりが維持されるようになりました。しかしながら、就労している方の場合、現状65歳で多くの企業で雇用が終わる傾向が強く、高齢期に差し掛かる時期に社会との関わりが変化することを示唆しています。


オピニオン「女性のライフステージと、体と心の健康運動」
オピニオン トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「運動」に関するニュース

2024年04月23日
生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
2024年04月22日
運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
2024年04月22日
職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
2024年04月16日
座ったままの時間が長いと肥満や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動は夕方に行うと効果的
2024年04月15日
血圧が少し高いだけで脳・心血管疾患のリスクは2倍に上昇 日本の労働者8万人超を調査 早い段階の保健指導が必要
2024年04月15日
気候変動による気温上昇が健康リスクを上昇 脳卒中も増加 エアコンを使い高温に対策
2024年04月15日
自宅で運動に簡単に取り組めるシステムを開発 オンライン運動指導も効果的に 筋⾁を増やし⾜を強くする効果
2024年04月08日
子供の頃から肥満対策が必要 学校で座りっぱなしの時間が減ると子供の肥満は改善 早期介入が効果的
2024年04月08日
ウォーキングと筋トレを組み合わせると運動の効果は大幅に向上 筋トレはメンタルヘルス改善にも有用
2024年04月01日
「都市の緑化」はメンタルヘルスを向上 睡眠が改善しストレスやうつ病も減少 緑を増やすと熱中症対策にも
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶