ニュース
医療・保健関係者が多数来場~「カラダ改善プロジェクト」開催レポート
2019年12月17日
今年で3回目の開催となった「カラダ改善プロジェクト」
「カラダ改善プロジェクト」は健康寿命の延長や健康リテラシーの向上、予防医療の発展を通じ、高騰する医療費の適正化を推進することを目的にしており、3回目の開催。
今回は「健康診断・健康管理 EXPO」「ぐっすり EXPO~良質睡眠推進展~」「メディスポ(予防医療とスポーツの専門展示会)」に加え、新しく「カラダ改善食品展」「温活 EXPO」「アレルギー対策展」も開かれ、6つのテーマによる展示会となりました。
今年の来場者登録者数は3日間の合計で14,846名。来場者にとっては同時開催の「HOSPEX Japan」とも合わせ、多種多様な情報が一度に得られる有意義な場として活用されたようです。


特別セミナーを開催、各ジャンルのエキスパートが集結
また特別セミナーとして、スタンフォード大学医学部精神科教授で、株式会社ブレインスリープ CEO兼CMO・西野精治氏による講演「睡眠負債の概念と"脱・睡眠負債"」、デジタルハリウッド大学大学院客員教授・加藤浩晃氏による講演「ヘルスケアビジネスにおける現状と今後の展望」などにも多くの聴衆が集まり、興味深く耳を傾けていました。
ほかにも、東急株式会社人材戦略室の労務企画グループ 健康経営・安全衛生担当、小暮純一課長が、東急電鉄では従業員一人ひとりが健康であることの重要性を、創業者・五島慶太翁氏による「熱誠」という言葉で語り継いでいることなどを紹介。
陸運業として5年連続、健康経営銘柄に選定されている同社の取り組みや、3つの重点施策であるメンタルヘルス対策、がん対策、生活習慣・運動対策について実例も踏まえて話しました。
2020年11月にも開催が決定
「カラダ改善プロジェクト」は来年も11月11日から13日まで、東京ビッグサイトで開催される予定です。
出展を検討している方には資料請求や問い合わせの受け付け、また申し込みも始まっています。詳しくは「カラダ改善プロジェクト」の特設サイトをご覧ください。
◆2020年 カラダ改善プロジェクト◆
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「健診・検診」に関するニュース
- 2025年02月25日
- 【国際女性デー】妊娠に関連する健康リスク 産後の検査が不十分 乳がん検診も 女性の「機会損失」は深刻
- 2025年02月17日
- 働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
- 2025年02月12日
-
肥満・メタボの割合が高いのは「建設業」 業態で健康状態に大きな差が
健保連「業態別にみた健康状態の調査分析」より - 2025年02月10日
- 【Web講演会を公開】毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」2025年のテーマは「少酒~からだにやさしいお酒のたしなみ方」
- 2025年02月10日
- [高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
- 2025年01月23日
- 高齢者の要介護化リスクを簡単な3つの体力テストで予測 体力を維持・向上するための保健指導や支援で活用
- 2025年01月14日
- 特定健診を受けた人は高血圧と糖尿病のリスクが低い 健診を受けることは予防対策として重要 29万人超を調査
- 2025年01月06日
-
【申込受付中】保健事業に関わる専門職・関係者必携
保健指導・健康事業用「教材・備品カタログ2025年版」 - 2024年12月24日
-
「2025年版保健指導ノート」刊行
~保健師など保健衛生に関わる方必携の手帳です~ - 2024年12月17日
-
子宮頸がん検診で横浜市が自治体初の「HPV検査」導入
70歳以上の精密検査無料化など、来年1月からがん対策強化へ