ニュース
インフルエンザが流行中、職場での感染予防リーフレットを作成(東京都)
2019年12月24日
インフルエンザの患者報告数が例年より速いペースで増加している。そのような中、東京都はリーフレット「防ごう! インフルエンザ感染 ~あなたが職場でできること~」を作成し、職場での感染予防を呼び掛けている。
インフルエンザ患者報告数が大幅に増加、定点あたり16.84人に
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行するが、東京都では今年、38週(9月16日~22日)の患者報告数が流行開始の目安となる定点あたり1.0人を超え、早めの注意が呼び掛けられてきた。
しかし第49週(12月2日~8日まで)には「流行注意報基準」となる定点あたり10人を超え、流行が広がっていることが明らかになった。
東京都における50週(12月9日~15日)のインフルエンザ患者報告数が6,972人で、定点あたり16.84人。昨年同時期は定点あたり2.68人だったことから、大幅に増加している。また50週におけるインフルエンザ様疾患による集団発生事例は297件。

職場でのインフルエンザ感染予防対策としてリーフレットを作成
東京都では、これまでもインフルエンザ対策のリーフレットやポスターを制作してきたが、今年は職場でのインフルエンザ感染予防として「防ごう ! インフルエンザ感染~あなたが職場でできること~」リーフレットを作成した。



掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「地域保健」に関するニュース
- 2025年08月21日
- 令和7年(1月~7月)の自殺者は11,143人 前年同期比で約10%減少(厚生労働省)
- 2025年08月21日
- 歯の本数が働き世代の栄養摂取に影響 広島大学が新知見を報告
- 2025年08月13日
-
小規模事業場と地域を支える保健師の役割―地域と職域のはざまをつなぐ支援活動の最前線―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈後編〉 - 2025年08月07日
- 世代別・性別ごとの「総患者数」を比較-「令和5年(2023)の患者調査」の結果より(日本生活習慣病予防協会)
- 2025年08月06日
-
産業保健師の実態と課題が明らかに―メンタルヘルス対応の最前線で奮闘も、非正規・単独配置など構造的課題も―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈前編〉 - 2025年07月28日
- 日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
- 2025年07月28日
- 肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
- 2025年07月28日
- 1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
- 2025年07月28日
- 【妊産婦を支援】妊娠時に頼れる人の数が産後うつを軽減 妊婦を支える社会環境とメンタルヘルスを調査
- 2025年07月22日
- 【大人の食育】企業や食品事業者などの取り組み事例を紹介 官民の連携・協働も必要 大人の食育プラットフォームを立ち上げ