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【健やか21】「新型コロナウイルス感染症について」妊産婦のみなさまへのメッセージ(日本産婦人科医会)

 「健やか親子21(第2次)ホームページ」より、専門職向けの学校保健・母子保健に関する最新情報をピックアップしてお届けします。
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個人レベルでの感染予防が基本―できるだけ外出を控えること、家庭内感染への注意など
 日本産婦人科医会が、妊産婦のみなさまへ向けて「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(9報)」というPDFを公開しました。5月末の緊急事態宣言全面解除に併せて掲載された第8報以来、約半年ぶりとなります。

 不安を抱える妊産婦の方に寄り添い、新しい情報を含めつつ、これまでの注意事項をまとめています。これらの内容を確認して「落ち着いて妊娠期を過ごし、安心して出産に臨んでください」とメッセージを送っています。

 なお「個人レベルでの感染予防が基本」として、以下の内容を紹介しています。

①国内のいかなる地域でも、妊婦さんの外出は出来るだけ控えてください。やむを得ず、外出する場合にはマスクを着用してください。
②集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
③感染が高まる「5つの場面」が示されています
(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/teigen_12_1.pdf)妊婦さんの感染のうち、約半数が家庭内感染であるとの報告がありますので、同居のご家族の感染予防も極めて重要です。
④帰宅したら頻回に手洗い・消毒(アルコール等)をしてください

 この他にも「産科診療での注意事項」や「里帰り分娩について」、また「万が一妊婦さんが本症(COVID-19)にかかってしまった場合」についても情報がまとまっています。

【詳細はこちら】
【妊産婦のみなさまへ】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(第9報)の掲載について(日本産婦人科医会)

最新トピックス・イベント(2020年12月3日更新)

・「治療用特殊ミルクの適正使用に係る注意喚起」の掲載について(日本小児科学会)
・小児の外来診療におけるコロナウイルス感染症2019 (COVID-19)診療指針の掲載について(日本小児科学会)
・「【新型コロナと子どものストレス】こどものSOS(助けて)に気づいていますか?」の公開について(国立成育医療研究センター)
・「【新型コロナと子どものストレス】ひとりじゃないよ」の公開について(国立成育医療研究センター)
・ 暮らしに役立つ情報「児童虐待かも?と思ったら「189」(いちはやく)子どもたちの未来を守るために」の掲載について(内閣府)
・第3回調査報告書「コロナ×こどもアンケート」の公開について(国立成育医療研究センター)
・「定期接種対象外の年齢小児(15 歳未満)へのワクチン接種」の掲載について(日本小児科学会)
・「任意接種ワクチンの小児(15歳未満)への接種」の掲載について(日本小児科学会)
・こどもの医療被ばくを考えるサイト「PIJON」の公開について(国立成育医療研究センター)
・子ども安全メール「Vol.532 暖房器具や加湿器でのやけどに注意しましょう」の掲載について(消費者庁)
・新型コロナウイルスに係る厚生労働省電話相談窓口(コールセンター)の多言語化について(厚生労働省)
・『高校就学の継続が困難な世帯が3割、高校生支援拡充を―「ひとり親家庭高校生給付金」申込結果から―』の掲載について(セーブ・ザ・チルドレン)
・ 風疹に関する疫学情報(11月25日現在)の掲載について(国立感染症研究所)

※詳しい情報は、健やか親子21(第2次)ホームページを参照。

「健やか親子21」とは?母子の健康水準を向上のための国民運動計画

 「健やか親子21」は、平成13年から始まった母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、みんなで推進する国民運動計画。

 平成27年度からは、現状の課題を踏まえ新たな計画(~平成36年度)が始まりました。

 「健やか親子21(第2次)ホームページ」は、情報収集や情報を共有することによる交流・連携ができる有用なツールとして、様々な活動に役立つことが目的。

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