コロナ禍がひと段落しても「疲れている人」が約8割 21年の調査結果と大差なし ー「日本の疲労状況2023」
その結果、「疲れている人」は約8割に上ることが分かり、コロナ禍が一段落しても、依然として高い水準で推移していることなどが分かった。
休むことの重要性について啓発や教育を行っている一般社団法人日本リカバリー協会は、一般社団法人日本疲労学会と株式会社ベネクスと共同で、2023年4月18日~5月23日に「ココロの体力測定」を行った。 「ココロの体力測定」はインターネット調査で、全国の20〜79歳の男女各5万人、計10万人を対象に実施。その結果から「元気な人」、「疲れている人(低頻度)」、「疲れている人(高頻度)」を抜粋し、「日本の疲労状況」としてまとめた。
まず全体の疲労状況を見た場合、23年調査における「元気な人」は21.5%。「疲れている人(低頻度)」は39.9%、「疲れている人(高頻度)」は38.6%。コロナ禍の最中だった21年の調査結果と大差はなく、諸活動が再開した23年においても疲労傾向にある人の割合は高いままとなっている。
また年代別に見ると、男女ともに年代が上がるほど「元気な人」の割合が増えるが、20代から40代は疲労状況が高い。特に20代と30代の女性は「元気な人」が約1割で、慢性的な疲労を示す「疲れている人(高頻度)」が過半数を超えており、若い女性の疲労は深刻な状態にあると言える。
疲労状況に密接な睡眠時間と、睡眠以外の休養時間についても調査を行った結果、23年の調査では、睡眠時間が「5時間未満」は16.1%、「5時間以上6時間未満」が24.2%、「6時間以上8時間未満」が53.5%、「8時間以上」が6.6%だった。21年は「5時間未満」が18.9%だったことから、睡眠時間は全体的に増加している。
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