ニュース
「健康日本21(第三次)」の柱となる4つの取り組みとは? 特設Webコンテンツを公開 厚労省
2023年11月27日

厚生労働省は、健康増進にかかる取り組みとして、国民健康づくりを数次にわたって展開しており、2024年度から「21世紀における第五次国民健康づくり運動(健康日本21(第三次))」を開始する。特設Webコンテンツの公開を開始した。
健康日本21(第三次)の実施期間は2024年度~2035年度。基本的な方向として、4項目の取り組みを進めるとしている。
健康日本21(第三次)の基本となる4項目の取り組み

- 健康寿命の延伸と健康格差の縮小
- 個人の行動と健康状態の改善
- 社会環境の質の向上
- ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり
- 自治体が健康づくり施策を効果的に進めるための方策
- データを利活用してより効果的に住民の行動変容を促すための方策
- 社会環境整備などを通じ、健康に関心が薄い者を含めた健康づくり施策をさらに進めていくための方策
- 性差や年齢なども加味した健康づくりの方策
- 新型コロナなど新興感染症の感染拡大による生活習慣の変化などをふまえた健康づくり
▼喫煙と健康:禁煙して心身の健康を取り戻そう、
▼毎日かんたん!ロコモ予防、
▼骨粗しょう症予防:骨活のすすめ、
▼令和5年度健康増進普及⽉間:めざせてっぺん!地域対抗みんなでウォーキングチャレンジ、
▼女性の健康週間:大人の相談室~女性の更年期障害って?~、
▼おうちで+10(プラステン):超リフレッシュ体操、
▼楽しく学ぼう正しい睡眠:睡眠教室ムービー
といった、保健指導に役立てられるコンテンツも公開されている。
健康日本21(第三次)〜基礎編〜
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「健診・検診」に関するニュース
- 2025年08月21日
- 歯の本数が働き世代の栄養摂取に影響 広島大学が新知見を報告
- 2025年07月07日
- 子供や若者の生活習慣行動とウェルビーイングの関連を調査 小学校の独自の取り組みを通じた共同研究を開始 立教大学と東京都昭島市
- 2025年06月27日
-
2023年度 特定健診の実施率は59.9%、保健指導は27.6%
過去最高を更新するが、目標値と依然大きく乖離【厚労省調査】 - 2025年06月17日
-
【厚労省】職域がん検診も市町村が一体管理へ
対策型検診の新項目はモデル事業で導入判断 - 2025年06月02日
- 肺がん検診ガイドライン19年ぶり改訂 重喫煙者に年1回の低線量CTを推奨【国立がん研究センター】
- 2025年05月20日
-
【調査報告】国民健康保険の保健事業を見直すロジックモデルを構築
―特定健診・特定保健指導を起点にアウトカムを可視化 - 2025年05月16日
- 高齢者がスマホなどのデジタル技術を利用すると認知症予防に 高齢者がネットを使うと健診の受診率も改善
- 2025年05月16日
- 【高血圧の日】運輸業はとく高血圧や肥満が多い 健康増進を推進し検査値が改善 二次健診者数も減少
- 2025年05月12日
- メタボとロコモの深い関係を3万人超の健診データで解明 運動機能の低下は50代から進行 メタボとロコモの同時健診が必要
- 2025年05月01日
- ホルモン分泌は年齢とともに変化 バランスが乱れると不調や病気が 肥満を引き起こすホルモンも【ホルモンを健康にする10の方法】