メタボは乳がんリスクを高める 死亡リスクが44%上昇 運動習慣のある女性は乳がんリスクが大幅に減少
メタボのスコアの低い女性は乳がんリスクが低い
メタボリックシンドロームのスコアの低い女性は、乳がんによる死亡リスクが低いことが、大規模な調査で明らかになった。 研究グループは、米国で実施されている大規模調査である「女性の健康イニシアチブ」(WHI)に参加した、乳がんの既往歴のない閉経後の女性6万3,330人を対象に、20年以上追跡して調査した。 メタボリックシンドローム(MetS)については、血圧値・コレステロール値・血糖値、および腹囲により判定した。 その結果、MetSのスコアの高い女性は、肥満に関係なく、予後不良のエストロゲン受容体(ER)陽性、プロゲステロン受容体(PR)陰性のよる乳がんの発症が多くなり、乳がんによる死亡リスクは44%高いことが明らかになった。 「メタボの判定は健康診断や診療所での診療で簡便に行うことができます。メタボのスコアが高い閉経後の女性は、乳がんによる死亡リスクが高いことはあまり知られていません」と、カリフォルニア大学医療センター腫瘍・血液内科のローワン クレボウスキー氏は言う。 「男性だけでなく、メタボのある女性も、食事や運動などの生活スタイルを見直すことで、健康改善をはかることをお勧めします」としている。座ったままの時間が長い女性は乳がんリスクが上昇
Breast cancer incidence and mortality by metabolic syndrome and obesity: The Women's Health Initiative (Cancer 2024年5月13日)
Boosting physical activity/curbing sitting time highly likely to lower breast cancer risk (ブリストル大学 2022年9月6日)
Physical activity, sedentary time and breast cancer risk: a Mendelian randomisation study (British Journal of Sports Medicine 2022年9月6日)
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