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健康教育に必要な「くすり教育」指導をサポート 日本くすり教育研究所
2013年04月17日
小・中学校においてくすりの正しい使い方など「くすり教育」の啓発・普及活動を行う加藤哲太(東京薬科大学薬学部教授)と日本医療・健康情報研究所は、「くすり教育」を実施する指導者(薬剤師・教育関係者)のサポートや情報提供・意見交換を行う機関として日本くすり教育研究所を設立した。
「くすり教育」とは、単に知識を習得するためだけでなく、くすりの適切な使い方を自分自身で判断し行動できる能力を養うことを目的としている。
新しい学習指導要領にも「くすり教育」が盛り込まれ、年齢や知識レベルにあった教育が必要とされることから、「くすり教育」を実施する指導者のサポートが求められている。
学年別 授業で使える動画教材
日本くすり教育研究所は、「くすり教育」を担う指導者をサポートするための教材・資料の提供や、「くすり教育」の活動報告、関連情報の提供をWEBサイト上にて開始した。
今回、WEBサイトの公開とあわせ「学年別 授業で使える動画教材(無料)」を公開した。動画教材は年代別に分かれており、「小学校3・4年生」「小学校5・6年生」「中学生」向けの3種類、サイト上から無料でダウンロードできる。
内容はそれぞれ、「くすりの歴史」「くすりの正しい使い方」「くすりの作用・副作用」などで構成されており、最後にまとめとして理解度をチェックするクイズがある。
日本くすり教育研究所の代表をつとめる加藤哲太氏(東京薬科大学薬学部教授)は、「この活動は、薬剤師や教育関係者の方に、くすり教育に対し関心を持ち意義を理解していただき、より教育内容の充実を目指す活動に取り組んでいただくことです。この取り組みが広がることで、健康についての知識レベルが上がり、セルフメディケーションの実現につながることが期待できます」と述べている。
日本くすり教育研究所「学年別 授業で使える動画教材(無料)」
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