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3月13日は「世界腎臓デー」慢性腎臓病(CKD)の啓発に役立つ教材を紹介

 毎年3月の第2木曜日は、増え続ける腎臓病を抑えるため「世界腎臓デー」と定められました。今年は13日で、この日を中心に、腎臓病の治療と対策を啓発するイベントが各地で展開されます。2014年のテーマは「慢性腎臓病(CKD)と高齢化(Chronic Kidney Disease (CKD) and aging)」です。

 腎臓病は、生活習慣の改善(禁煙、減塩、肥満の改善など)や薬物療法により、進行を防ぐことができる病気ですが、現状では腎臓病患者は増加傾向にあります。腎臓病の早期発見と対策のために「慢性腎臓病(CKD)」という新しい病気の概念もうまれました。

 「慢性腎臓病(CKD)」は、腎臓の働きが健康な人の60%以下に低下するか、あるいはタンパク尿が出るといった腎臓の異常が続く状態をいいます。現在、日本には約1,330万人のCKD患者がいるとされており、これは、成人の約8人に1人にあたる数です。

World Kidney Day
認定NPO法人 腎臓病早期発見推進機構(IKEAJ)
日本慢性腎臓病対策協議会(J-CKDI)

慢性腎臓病(CKD)の啓発に役立つ教材
(保健指導マーケット)
 「保健指導マーケット」は、慢性腎臓病(CKD)に関する啓発・指導用教材を約27点掲載しています。今回はその中の一部をご紹介します。

「肝腎かなめの腎臓とは?(CKD)」
(健康メモ・指導箋)

「知ってあんしん!CKD(慢性腎臓病)予防」
(健康メモ・指導箋)

「気になるCKD(慢性腎臓病)」(ポスター)
「腎臓」(ポスター)

関連教材一覧へ

 一般社団法人日本家族計画協会(JFPA)が、制作・販売する保健指導用・健康事業用の教材を約2,800点を掲載しています。糖尿病や高血圧などの生活習慣病や、メンタルヘルス、食事・運動指導などのキーワード検索、配布・掲示など使用したい用途に合わせたカテゴリー検索などで、目的にあった教材を探すことができます。

保健指導マーケット

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