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喫煙率が低下 はじめての20%割れ たばこは過去の遺物に?

 日本たばこ産業(JT)が発表した喫煙に関する調査結果によると、2014年の喫煙者率は、前年より1.2ポイント低い19.7%で、19年連続で前年を下回った。喫煙率の調査を始めた1965年以降、20%割れたのははじめて。

 男女別の喫煙率は、男性が前年比1・9ポイント減の30.3%。女性が同0.7ポイント減の9.8%ではじめて10%を切った。
 全国の喫煙者数の推計は、136万人減って2,059万人(男性1,526万人、女性533万人)だった。

 「毎日吸う」という人が1日に吸う平均本数は男性が19.0本、女性が15.1本で、前年からほぼ横ばいだった。

 JTによると、喫煙者率がもっとも高かったのは1966年の49.4%。同年は男女別でも男性83.7%、女性18.0%と、ともに最多だった

 喫煙者率はそれ以降ほぼ右肩下がりで低下し、1983年に40%を、2004年に30%を割り込んだ。

 JTは「消費増税や喫煙に対する規制の強化なども影響して、ほとんどの年代でたばこを吸う人の割合は減っており、この傾向は今後も続く」とみている。

たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)

[Terahata]

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