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スマホで健康チェック 働き盛り世代にアドバイス 兵庫県
2015年02月15日
兵庫県は、スマートフォン(スマホ)などで健康チェックができるサイト「ひょうご健康づくりチェックツール」を作成した。36の設問に答えると、それぞれの健康状態に合わせた対処法をアドバイス。働き盛り世代を中心に、気軽に参加してもらう狙いだ。
「健康ひょうご21県民運動ポータルサイト」。県はメタボリックシンドロームなどの予防・改善を目的とした「健康増進プログラム」を2005年に開発。イベントなどの機会に、資料などで一人一人の健康状態や生活習慣改善のアドバイスをしてきた。 しかし、多忙であったり不規則な生活に陥りやすい働き盛り世代に、より効果的に情報を届けるために、同プログラムを改良しスマホにも対応した。個人が自ら入力した健康状態や生活習慣に応じた生活習慣改善アドバイスを提供する。 ポータルサイトでは、健康づくりのチェック項目を掲載。身長や体重、体脂肪率、血圧などの基礎データを入力するだけで参加できる。「有酸素運動をどれだけできているか」「摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えているか」「眠れているか」など36の設問に答えると、4段階の総合評価が表示され、具体的なアドバイスが表示される仕組みとなっている。 このほか、各地で開いている健康イベントや、各地の自治体や住民団体が作成した「ご当地健康体操」も60件の動画や資料で紹介している。 県健康増進課は「疾病予防に関する普及啓発、健康診断や生活習慣改善指導などは、繰り返しが大事。自分のためになる情報が、どこでも簡単に得られるのでぜひ利用してほしい」としている。
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