ニュース
産業保健現場の実態に適した産業医・産業保健スタッフの役割を検討
2015年09月29日
厚生労働省は9月25日、「第1回産業医制度の在り方に関する検討会(座長:相澤好治/北里大学名誉教授)」を開催した。
12月からのストレスチェック制度の導入により産業医の担うべき職務が増大していることに加え、労働安全衛生法制定当時と現在の産業構造や産業保健における主要な課題が変化しており、産業医に求められる役割が変化している。
このような背景から、労働安全衛生法における産業医の位置づけや役割について改めて見直す必要が出てきている。
このため、同検討会では、産業医や産業保健に関連する専門家や各団体の参画を得て、産業現場のニーズを踏まえつつ、産業医制度の在り方及び具体的な見直しの方針について、必要に応じ法令の改正も念頭に置いた検討を行うとしている。
第1回の検討会は、厚労省より提示された産業医制度の在り方に関する論点について、意見を出し合う内容となった。検討会委員には、保健師として一般社団法人日本産業保健師会の大神あゆみ会長が参加した。
産業医制度の在り方に関する論点(メモ):資料5
1. 求められる労働衛異性管理について2. 産業医に期待される役割について
3. 医師以外の産業保健スタッフの役割について
4. 小規模事業場における労働衛生管理の強化について
5. 事業者と産業医の関係について
6. その他
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「産業保健」に関するニュース
- 2025年08月21日
- 令和7年(1月~7月)の自殺者は11,143人 前年同期比で約10%減少(厚生労働省)
- 2025年08月21日
- 歯の本数が働き世代の栄養摂取に影響 広島大学が新知見を報告
- 2025年08月20日
- 育休を「取りたい」若者は7割超 仕事と育児との両立で不安も 共に育てる社会の実現を目指す(厚生労働省)
- 2025年08月13日
-
小規模事業場と地域を支える保健師の役割―地域と職域のはざまをつなぐ支援活動の最前線―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈後編〉 - 2025年08月07日
- 世代別・性別ごとの「総患者数」を比較-「令和5年(2023)の患者調査」の結果より(日本生活習慣病予防協会)
- 2025年08月06日
-
産業保健師の実態と課題が明らかに―メンタルヘルス対応の最前線で奮闘も、非正規・単独配置など構造的課題も―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈前編〉 - 2025年08月05日
-
【インタビュー】2週間のデトックスで生産性が変わる?
大塚製薬の『アルコールチャレンジ』に学ぶ健康経営 - 2025年07月28日
- 日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
- 2025年07月28日
- 肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
- 2025年07月28日
- 1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由