ニュース

産業保健現場の実態に適した産業医・産業保健スタッフの役割を検討

 厚生労働省は9月25日、「第1回産業医制度の在り方に関する検討会(座長:相澤好治/北里大学名誉教授)」を開催した。

 12月からのストレスチェック制度の導入により産業医の担うべき職務が増大していることに加え、労働安全衛生法制定当時と現在の産業構造や産業保健における主要な課題が変化しており、産業医に求められる役割が変化している。

 このような背景から、労働安全衛生法における産業医の位置づけや役割について改めて見直す必要が出てきている。

 このため、同検討会では、産業医や産業保健に関連する専門家や各団体の参画を得て、産業現場のニーズを踏まえつつ、産業医制度の在り方及び具体的な見直しの方針について、必要に応じ法令の改正も念頭に置いた検討を行うとしている。

 第1回の検討会は、厚労省より提示された産業医制度の在り方に関する論点について、意見を出し合う内容となった。
 検討会委員には、保健師として一般社団法人日本産業保健師会の大神あゆみ会長が参加した。

産業医制度の在り方に関する論点(メモ):資料5
 1. 求められる労働衛異性管理について
 2. 産業医に期待される役割について
 3. 医師以外の産業保健スタッフの役割について
 4. 小規模事業場における労働衛生管理の強化について
 5. 事業者と産業医の関係について
 6. その他

第1回産業医制度の在り方に関する検討会 資料(厚生労働省)
[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「産業保健」に関するニュース

2024年04月30日
タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
2024年04月25日
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠
2024年04月23日
生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
2024年04月22日
運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
2024年04月22日
職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
2024年04月22日
【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
2024年04月22日
【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
2024年04月16日
塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題
2024年04月16日
座ったままの時間が長いと肥満や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動は夕方に行うと効果的
2024年04月15日
血圧が少し高いだけで脳・心血管疾患のリスクは2倍に上昇 日本の労働者8万人超を調査 早い段階の保健指導が必要
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶