ニュース

母子衛生研究会・母子保健功労顕彰会「母子保健奨励賞」のHPを開設

 母子衛生研究会と母子保健功労顕彰会はこのほど、「母子保健奨励賞」を紹介するHPを開設した。同賞は母子保健の発展と向上に尽力している現役の個人を表彰するもの。HPでは今年度の受賞について詳しい情報を掲載しているほか、過去の受賞者一覧も閲覧できる。

 母子保健奨励賞は昭和54年の国際児童年を記念して創設され、毎年11月に表彰式を行っている。対象は地域に密着した母子保健活動を5年以上行っていて、他の模範となる存在で今後の活躍が期待される人。職種としては保健師、助産師、看護師、医師、歯科医師、栄養士、歯科衛生士、保育士、母子保健推進員など母子保健に携わる人があげられる。

 平成27年度は自治体の長から推薦を受けた候補者の中から、3回の審査を経て15人の受賞者が決定。さらに後援の毎日新聞社賞として山梨県の保健師・伯耆光代さん、沖縄県の医師・當間隆也さん、京都市の助産師・藤垣真貴子さん、NHK賞として群馬県の助産師・眞下由利子さん、長野県の医師・渡邉智子さん、滋賀県の栄養士・河本かよさんが選ばれている。

 HPでは受賞理由についても紹介していて、地域社会に密着して母子保健活動に従事している様子がよく分かる。また授賞式での様子や式典当日に東宮御所に参内して皇太子殿下から直々にお祝いと激励のお言葉をいただいた様子も紹介されている。

 また「母子保健奨励賞アーカイブス」として昭和54年の第1回からの受賞者の名前と写真も掲載されており、歴代の母子保健貢献者を振り返ることもできる。

母子保健奨励賞
[yoshioka]
side_メルマガバナー

「地域保健」に関するニュース

2024年04月30日
タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
2024年04月25日
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠
2024年04月23日
生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
2024年04月22日
運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
2024年04月22日
職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
2024年04月22日
【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
2024年04月22日
【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
2024年04月18日
人口10万人あたりの「常勤保健師の配置状況」最多は島根県 「令和4年度地域保健・健康増進事業の報告」より
2024年04月18日
健康診査の受診者数が回復 前年比で約4,200人増加 「地域保健・健康増進事業の報告」より
2024年04月16日
塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶