ニュース
「健康長寿新ガイドライン」を策定 東京都健康長寿医療センター
2017年06月21日
東京都健康長寿医療センターは「健康長寿新ガイドライン」を発表した。
健康長寿のための12ヵ条を策定

長寿社会を健やかに過ごすための暮らしの指針。ふだんから心がけたい日常の過ごし方や健康管理の方法を12の指針にまとめてある。 2. エビデンスブック
専門職・研究者向けに、健康長寿の新たな根拠を集約したもの。自治体や地域で働く専門職、老年学・老年医学の研究者、教育者、学生に向けて、新ガイドラインの根拠を解説している。 3. 各論パンフレット
12ヵ条のテーマに沿って、日々の実践ポイントを一般向けに分かりやすく解説。いつまでも元気に暮らしたいと願うすべてのシニアを応援する。12ヵ条のテーマにそって、毎日の暮らしの目安を解説している。 健康長寿のための12ヵ条
(大切な12の課題とその処方箋)
1 | 食生活 | いろいろ食べて、やせと栄養不足を防ごう! |
2 | お口の健康 | 口の健康を守り、かむ力を維持しよう! |
3 | 体力・身体活動 | 筋力+歩行力で、生活体力をキープしよう! |
4 | 社会参加 | 外出・交流・活動で、人やまちとつながろう! |
5 | こころ(心理) | めざそうウェル・ビーイング。百寿者の心に学ぼう! |
6 | 事故予防 | 年を重ねるほど増える、家庭内事故を防ごう! |
7 | 正しい利用の目安を知ろう! | |
8 | 地域力 | 広げよう地域の輪。地域力でみんな元気に! |
9 | フレイル | 「栄養・体力・社会参加」3本の矢で、フレイルを防ごう! |
10 | 認知症 | よく食べ、よく歩き、よくしゃべり、認知症を防ごう! |
11 | 生活習慣病 | 高齢期の持病を適切にコントロールする知識を持とう! |
12 | 介護・終末期 | 事前の備えで、最期まで自分らしく暮らそう! |
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「健診・検診」に関するニュース
- 2025年06月02日
- 肺がん検診ガイドライン19年ぶり改訂 重喫煙者に年1回の低線量CTを推奨【国立がん研究センター】
- 2025年05月20日
-
【調査報告】国民健康保険の保健事業を見直すロジックモデルを構築
―特定健診・特定保健指導を起点にアウトカムを可視化 - 2025年05月16日
- 高齢者がスマホなどのデジタル技術を利用すると認知症予防に 高齢者がネットを使うと健診の受診率も改善
- 2025年05月16日
- 【高血圧の日】運輸業はとく高血圧や肥満が多い 健康増進を推進し検査値が改善 二次健診者数も減少
- 2025年05月12日
- メタボとロコモの深い関係を3万人超の健診データで解明 運動機能の低下は50代から進行 メタボとロコモの同時健診が必要
- 2025年05月01日
- ホルモン分泌は年齢とともに変化 バランスが乱れると不調や病気が 肥満を引き起こすホルモンも【ホルモンを健康にする10の方法】
- 2025年05月01日
- 【デジタル技術を活用した血圧管理】産業保健・地域保健・健診の保健指導などでの活用を期待 日本高血圧学会
- 2025年04月17日
- 【検討会報告】保健師の未来像を2類型で提示―厚労省、2040年の地域保健を見据え議論
- 2025年04月14日
- 女性の健康のための検査・検診 日本の女性は知識不足 半数超の女性が「学校教育は不十分」と実感 「子宮の日」に調査
- 2025年03月03日
- ウォーキングなどの運動で肥満や高血圧など19種類の慢性疾患のリスクを減少 わずか5分の運動で認知症も予防