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9月は健康増進普及月間 ~生活習慣改善を啓発
2017年08月21日
厚生労働省は9月1日から30日までの1か月間を「健康増進普及月間」と定め、生活習慣病の特性や、運動・食事・禁煙など生活習慣改善の重要性について啓発を行う。統一標語は「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~」。
糖尿病やがん、心臓病、脳卒中など生活習慣病の増加が大きな問題になる中、生活習慣の改善で健康を増進し、これらの病気の発病を予防する「一次予防」が重要視されている。同時に、認知症や寝たきりにならずに生活できる期間である「健康寿命」を延伸させることも必要である。
そのためには個人個人が生活習慣病の特性を知り、運動や食事、禁煙など生活習慣を改善する意識を高めることが求められており、厚生労働省では9月の1か月間を健康増進普及月間と定め、さまざまな行事などを全国的に実施する。
たとえば厚生労働省の国民運動「スマート・ライフ・プロジェクト」でも、同月間に関連し、9月16日に「スマートライフフェスタ~ココロもカラダもリフレッシュ~」を開催する。同プロジェクトは「健康寿命をのばしましょう。」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標にしている。イベントでは、年齢や性別、運動神経や経験、障害の有無に関わらずだれもが楽しめる「ゆるスポ」の体験会や、ナイトヨガ体験などを予定。日ごろの運動不足解消や健康意識の向上を呼び掛ける。
厚生労働省 報道発表「平成29年度 健康増進普及月間の実施について」スマート・ライフ・プロジェクト
スマートライフフェスタ
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