ニュース
特定健診の実施率は50.1% 保健指導は17.5% ともに目標達成は困難
2017年12月21日
厚生労働省は、「第2期全国医療費適正化計画」(2013~17年度)の進捗状況を公表した。特定健康診査と特定保健指導の2015年度の実施率は、2017年度の目標値を大幅に下回っており、目標の達成が困難な状況が示された。
特定健診・保健指導の実施率に全国でばらつき
第2期計画では、最終年度(2017年度)の数値目標として、▽特定健康診査の実施率(70%)、▽特定保健指導の実施率(45%)、▽メタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少率(2008年度比で25%減)――などを定めている。
厚労省によると、2015年度の特定健康診査の実施率は前年度比1.5ポイント増の50.1%、特定保健指導の実施率は同0.3ポイント減の17.5%、メタボリックシンドロームの該当者・予備軍の減少率は同4.4ポイント減の2.74%だった。



掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「特定保健指導」に関するニュース
- 2025年06月10日
- 【アプリ活用で運動不足を解消】1日の歩数を増やすのに効果的 大阪府健康アプリの効果を8万人超で検証
- 2025年06月09日
- 【睡眠改善の最新情報】大人も子供も睡眠不足 スマホと専用アプリで睡眠を改善 良い睡眠をとるためのポイントは?
- 2025年06月09日
- 健康状態が良好で職場で働きがいがあると仕事のパフォーマンスが向上 労働者の健康を良好に維持する取り組みが必要
- 2025年06月09日
- ヨガは肥満・メタボのある人の体重管理に役立つ ヨガは暑い夏にも涼しい部屋でできる ひざの痛みも軽減
- 2025年06月05日
- 【専門職向けアンケート】飲酒量低減・減酒に向けた酒類メーカーの取り組みについての意識調査(第2回)
- 2025年06月02日
- 【熱中症予防の最新情報】職場の熱中症対策に取り組む企業が増加 全国の熱中症搬送者数を予測するサイトを公開
- 2025年06月02日
- 【勤労者の長期病休を調査】長期病休の年齢にともなう変化は男女で異なる 産業保健では性差や年齢差を考慮した支援が必要
- 2025年06月02日
- 女性の月経不順リスクに職場の心身ストレスが影響 ストレスチェック活用により女性の健康を支援
- 2025年06月02日
- 自然とのふれあいがメンタルヘルスを改善 森が人間の健康とウェルビーイングを高める
- 2025年05月30日
- 都民の健康意識は高まるも特定健診の受診率は66% 「都民の健康と医療に関する実態と意識」調査