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特定健診の実施率は50.1% 保健指導は17.5% ともに目標達成は困難
2017年12月21日
厚生労働省は、「第2期全国医療費適正化計画」(2013~17年度)の進捗状況を公表した。特定健康診査と特定保健指導の2015年度の実施率は、2017年度の目標値を大幅に下回っており、目標の達成が困難な状況が示された。
特定健診・保健指導の実施率に全国でばらつき
第2期計画では、最終年度(2017年度)の数値目標として、▽特定健康診査の実施率(70%)、▽特定保健指導の実施率(45%)、▽メタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少率(2008年度比で25%減)――などを定めている。
厚労省によると、2015年度の特定健康診査の実施率は前年度比1.5ポイント増の50.1%、特定保健指導の実施率は同0.3ポイント減の17.5%、メタボリックシンドロームの該当者・予備軍の減少率は同4.4ポイント減の2.74%だった。



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