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タクシー乗務員に学ぶ糖尿病対策 「ちょっと糖尿病」は危険?
2018年02月21日
糖尿病の治療を続けながら、仕事もおろそかにしないための具体的な施策が必要とされている。
タクシー乗務員は、1日を座ったまま過ごす職業の代表格だ。座ったまま過ごす生活が定着している現代人にとって、タクシー乗務員の知恵は参考になる点が多い。
タクシー乗務員は、1日を座ったまま過ごす職業の代表格だ。座ったまま過ごす生活が定着している現代人にとって、タクシー乗務員の知恵は参考になる点が多い。
糖尿病を放置すると確実に合併症が
日本イーライリリーと日本交通は、糖尿病患者または糖尿病予備群を含む、血糖値が気になるタクシー乗務員を対象に、「自分のライフスタイルに合わせた糖尿病の治療と対策」の提案と管理を行うプロジェクトを開始した。
両社は共催で1月23日、日本交通・赤羽営業所に所属するタクシー乗務員約30人を対象にセミナーを開催した。
2型糖尿病の危険因子として不健康な食事や運動不足、不規則な生活習慣などが挙げられるが、こうした因子に当てはまりやすいのが、昼夜交代のシフト制で勤務するタクシー乗務員だ。
2型糖尿病は初期の段階では自覚症状が乏しく、治療を行わなくとも、働き続けるのが困難になるような問題は直ちには起こらないかもしれない。しかし放置しておくと、10年後、20年後に確実に、深刻な合併症を引き起こす。
この日、奈良県立医科大学糖尿病学講座の石井均教授は、糖尿病と合併症、自分のライフスタイルに合った治療の重要性について「糖尿病『あなたにぴったりの治療』を見つけましょう」と題した講演を行い、生活スタイルに合った治療について説明した。
関連情報糖尿病の症状がない状態でも治療の継続を
糖尿病は薬をもらって終わりではない
タクシー乗務員は深夜勤務も多く、また処方された血糖降下薬によっては、副作用で低血糖を来すおそれがある。タクシー乗務員の場合は交通事故につながる危険をはらんでいるので、治療薬選びには細心の注意を払う必要がある。
「最近では、医師と患者が相談しながら治療薬を決めていくようになってきました。糖尿病治療薬も、服用回数が1日3回や1日1回、週1回など、さまざまです。どのような治療がいいのか、主治医に自分の希望を伝え、よく相談し、就業や生活状況に合わせた治療を選択してもらいたい。どんなに良い治療薬であっても、ご自分の生活に合っていないと上手く使えなくなってしまいます」と、石井教授は指摘する。
「糖尿病というのは診断され、薬をもらって終わりではありません。糖尿病の治療薬にどのような効果があり、どのような副作用があるのか、必ず医師と相談してもらいたい」と石井教授は言い、糖尿病治療では医師と患者の双方のコミュニケーションがとりわけ重要だと強調している。
「自分に合った食事を選ぶ」という意識を
足の大きな筋肉でより多くの糖を使うことが運動のコツ
日本交通
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