ニュース
【報告】産保PCのこれまで活動内容をポスター発表しました(第91回日本産業衛生学会)
2018年05月22日
2018年5月16日(木)~19日(土)、熊本市にて第91回日本産業衛生学会が開催。
19日(土)のポスターセッション⑤産業看護では、「新任期産業保健師の業務推進に必要な技能強化のための研修内容の検討」(発表者:亀ヶ谷律子)と題し、産業保健プロフェッショナルカンファレンスの活動内容が発表されました。
19日(土)のポスターセッション⑤産業看護では、「新任期産業保健師の業務推進に必要な技能強化のための研修内容の検討」(発表者:亀ヶ谷律子)と題し、産業保健プロフェッショナルカンファレンスの活動内容が発表されました。
発表内容は、参加者へのアンケート結果をもとにしたもの。
保健指導リソースガイドに寄せられる声や事前アンケートで浮かび上がった課題を一緒に考え、参加者各自が自己を振り返る時間(業務を進めるうえでの保健師の視点・基本姿勢・現状の知識や技術の到達度等について)を十分に確保することを特徴としたグループワークの実施を報告しました。 浮かび上がった課題
・看護師から産業保健師に転職したが、業務内容がまったく違い、何をしてよいかわからない
・保健指導をどうしたらよいかわからない
・社内では勉強会など学ぶ機会がない 全参加者を対象とした、最終アンケートからは、同年代の保健師がどのように業務をしているかについて関心が高く、同年代との仲間づくりを強く望んでいることがわかりました。また、卒後病院勤務を経て産業保健師になる割合が高く、この場合、臨床看護の視点が中心になり、治療対象にならない人への対応に困難を感じるとともに、問題探しの面接や保健指導になりがちなこともわかりました。 同発表をお聴きいただいた皆さま、当日はありがとうございました。
発表資料をPDFにて共有いたします。ご希望の方はお問合せフォームからお申し込みください。なお、送信する際、「お問い合わせ内容」は【その他】を選択し、「具体的なお問い合わせ内容をご記入ください」欄に、【発表資料希望】と明記してください。 産業保健プロフェッショナルカンファレンス
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「産業保健」に関するニュース
- 2023年08月28日
- 極端な「糖質制限」や「脂質制限」は危険? 日本人に適した食事スタイルは? 8万人超を調査
- 2023年08月28日
- カラフルな野菜を食べている人は認知症の発症が少ない ホウレンソウやブロッコリーを食べて認知症を予防
- 2023年08月28日
- わずか5分の運動でも「がんリスク」を32%減少 無理なく続けられる「新しい運動法」を開発
- 2023年08月28日
- 週末の「寝だめ」では平日の睡眠不足のダメージを回復できない 寝不足が心臓の健康に悪影響
- 2023年08月28日
- 高齢者の「フレイル」の発生リスクを40%低減 「要支援」の高齢者が通所系サービスを利用すると効果
- 2023年08月21日
- 肥満やメタボが「腰痛」を引き起こす コロナ禍でさらに増加 「腰痛」を改善する運動は?
- 2023年08月21日
- 朝食欠食が肥満やメタボのリスクを上昇 朝食を食べない人に共通する生活スタイルは?
- 2023年08月21日
- アルコールが高血圧の原因に 飲酒量が少ない人も血圧が上昇 2万人弱を調査
- 2023年08月21日
- ストレスを解消する簡単で効果的な方法 「みんなと楽しく食べる」「睡眠を改善する」
- 2023年08月21日
- 「運動アプリ」がメンタルヘルスも改善 スマホアプリの導入は運動指導で障壁の低い介入に