ニュース
【連載更新】中年期の健康運動の考え方~ありたい体と心を創る~
2018年07月11日
連載女性のライフステージと、体と心の健康運動(前田 有美/ブレインラボカマクラ 代表、パーソナルフィットネストレーナー(NESTA認定)、健康運動指導士(健康・体力づくり事業財団認定))の第3回を公開しました。
今回は、中年期(40~64歳)の健康運動の考え方をご紹介します。
平均寿命の延伸、医療技術の革新などに伴い、昨今、頻繁に「人生100年時代」と言われています。100年時代の人生戦略に関するビジネス書がベストセラーになっていますが、「人生100年」というキーワードは多くの世代の眼に止まる機会となっています。今の生き方や生活の現状を鑑み、そして、これからの生き方について考え、行動していこうという意思の表れかもしれません。
今回は、中年期(40~64歳)の健康運動の考え方をご紹介します。
中年期、改めて考える「自身の健康」
さて、人生100年として、中年期(40~64歳)にフォーカスを当ててみましょう。この期間は約25年ですが、まさしく、人生の折り返しに差し掛かる時期になります。折り返しを経て、自分の人生を「新たに」あるいは「改めて」デザインし(例:私は○○な毎日にしたい、私は○○(誰)と○○をして過ごしたい、私は○○すると時間を忘れて楽しむことができる、私は○○をして今まで以上に元気に幸せになりたい)、その実現に向けて、「ご自身の健康」を創り上げていく絶好の時期だと私は考えています。 しかしながら、後にご紹介しますが、女性にとっての中年期は、心身および環境の変化が多くかつ激しい時期といっても過言ではありません。そこで、女性の中年期に生じるイベントを様々な観点から全体的に捉え、理解することが大切になります。なぜなら、中年期の25年間を自分自身が望む健康な姿や体と心の状態を創る備えをし、可能であれば、少しずつありたい姿で行動していく期間にして頂きたいからです。オピニオン「女性のライフステージと、体と心の健康運動」
オピニオン トップページ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「運動」に関するニュース
- 2025年07月28日
- 日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
- 2025年07月28日
- 肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
- 2025年07月28日
- 1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
- 2025年07月18日
- 日本人労働者の3人に1人が仕事に影響する健康問題を経験 腰痛やメンタルヘルスなどが要因 働きながら生産性低下を防ぐ対策が必要
- 2025年07月18日
- 「サルコペニア」のリスクは40代から上昇 4つの方法で予防・改善 筋肉の減少を簡単に知る方法も
- 2025年07月14日
- 暑い夏の運動は涼しい夕方や夜に ウォーキングなどの運動を夜に行うと睡眠の質は低下?
- 2025年07月07日
- 日本の働く人のメンタルヘルス不調による経済的な損失は年間7.6兆円に 企業や行政による働く人への健康支援が必要
- 2025年07月07日
- 子供や若者の生活習慣行動とウェルビーイングの関連を調査 小学校の独自の取り組みを通じた共同研究を開始 立教大学と東京都昭島市
- 2025年07月01日
- 生活改善により糖尿病予備群から脱出 就労世代の1~2割が予備群 未病の段階から取り組むことが大切 日本の企業で働く1万人超を調査
- 2025年07月01日
- 東京糖尿病療養指導士(東京CDE) 2025年度申込を受付中 多職種連携のキーパーソンとして大きく期待される認定資格