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スマートフォンアプリ「ぜんそくリスク予報」をリリース~JMDCと日本気象協会
2018年09月28日
株式会社JMDC(東京都港区)と一般財団法人日本気象協会(東京都豊島区)はこのほど、「ぜんそくリスク予報」スマートフォン用アプリケーションを開発、無料で提供開始した。
健康的な日常生活の過ごし方を提案する新しいサービス「Health Weather(R)」(ヘルスウェザー)のサービス第1弾で、主に10歳未満のぜん息患者を対象としている。
健康的な日常生活の過ごし方を提案する新しいサービス「Health Weather(R)」(ヘルスウェザー)のサービス第1弾で、主に10歳未満のぜん息患者を対象としている。
JMDCと日本気象協会は2016年12月から、環境と健康の関係を指標化する解析プロジェクトを立ち上げ、気象と疾患について関係性を解析。「医療ビッグデータ」と「気象ビッグデータ」を活用し、健康的な日常生活の過ごし方を提案する「Health Weather(R)」(ヘルスウェザー)サービス開発に取り組んできた。その一環として、気象予報をもとに1日ごとのぜん息発症のリスクを「ぜんそくリスク予報TM」として10日先まで予測し、市区町村別に情報提供。スマートフォンアプリとしてこのたびリリースした。
具体的には市区町村単位で今日と明日の気温変化のポイントを、グラフとコメントで通知。10日先までの気温変化を予測してぜん息発症のリスクを5ランクの指数で表示し、体調管理に役立ててもらう。

主に10歳未満のぜん息患者を対象としていることから、自分の体調を言葉で表現できない場合もあることを想定し、音声による元気のチェック機能も搭載。子どもとコミュニケーションをとりながら、体調管理ができるよう工夫している。また体調や服薬の状況を、画面上のキャラクターとチャット形式で記録することもできる。

アプリのダウンロード先URLは以下の通り。
AppStore:https://itunes.apple.com/jp/app/id1372656776
GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=healthweather.asthma
株式会社JMDC「ぜんそくリスク予報」スマートフォン用アプリケーションを無料で提供開始
日本気象協会ニュースリリース:日本気象協会とJMDC スマートフォン向けアプリ「ぜんそくリスク予報」を提供開始 ~「Health Weather(R)」サービス 第1弾~
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