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「くすり教育」に関する教材・情報が充実 日本くすり教育研究所
2019年07月04日
小・中・高等学校における「くすり教育」や「薬物乱用の防止教育」、さらには「喫煙や飲酒の害」について啓発活動を行うとともに、これらの健康教育に携わる薬剤師や養護教諭等の専門職の方々をサポートする日本くすり教育研究所。
同研究所のホームページでは、現場で使える教材や資材制作の参考となる情報を公開しています。
一般社団法人 日本くすり教育研究所ホームページ ▶
本稿では、現場で使える教材や資材のうち、全会員対象(メールマガジン登録者/正会員)の「学年別、くすり教育授業で使える動画教材」を紹介します。
同研究所のホームページでは、現場で使える教材や資材制作の参考となる情報を公開しています。
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小学3・4年生向け教材「くすりってなあに?」

病気やけがの時に使う薬の種類について考えながら、薬の重要な働きは治癒をサポートすることであることを理解させたいものです。薬の「のむときのきまり」については、動画、実験により、まずいろいろの「きまり」あることを知ってくれればいいと考えます。最後にクイズで内容の確認を行います。
小学5・6年生向け教材「薬の正しい使い方」

薬やその模型さらには使用した経験などから、薬の種類・形について考え、薬にはいろいろな工夫がされており、錠剤をかんだりカプセル剤の中身をだして飲んだりしては工夫がダメになることを気づかせます。
薬を使い時の「きまり」については、"目的に合わせて使うこと" と "のみ方を守ること"について、実験、動画などを使って説明します。副作用に関してはすぐに大人の人に報告するよう指導します。
時間があれば、クイズで内容の確認を行います。
※さらに改良を施したVer.2も、一般社団法人 日本くすり教育研究所ホームページにて公開しています。
中学生向け教材「薬の正しい使い方」

【Q1:薬とはなに】 では、薬の歴史を調べながら薬から、薬から受けた恩恵について話し合います。
【Q2:薬は何のためにある】 では、健康と自然治癒力と薬の役割について教えます。
【Q3:薬の種類】 では、薬の種類・形について調べ、薬に施されている工夫を知り、薬の正しい使い方の理解へ発展させていきます。
【Q4:薬の使い方】 では、薬の外箱や説明書を教材として使用します。動画や実験も加え、用法・用量を守ることの大切さを理解させます。
【Q5:薬の副作用】 では、副作用の危険性を減らすための方策と、副作用が出たら、すぐに保護者に話すことが大切なことを知らせます。
まとめでは健康な体と心の重要性を確認させます。
メールマガジン登録者は、上記の4教材等が無料でダウンロードできます。
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日本くすり教育研究所 概要
日本くすり教育研究所は、平成24年の発足以降、くすり教育の教材提供活動・薬物乱用防止教育のサポート活動などを行っております。2019年6月末現在のメールマガジン登録者/正会員は約1,300人で、属性は、薬剤師(60%)、養護教諭(24%)、教科担任(6%)、その他(10%)です。くすり教育の専門職が集う団体として各種活動を行っています。
目標
・これまで行ってきた「くすり教育」「薬物乱用」等に関する教育用資材の制作と提供をさらに充実させる。・これに基づく会員(指導者)間での情報交換の場をホームページ上に作成する。
・専門知識を有する指導者の養成を目指し、指導者向けのセミナー・研究会などの開催を開催する。
・教育現場へ専門知識を有する指導者の派遣できるようにする。
・さらには将来に向けて、社会に向けた情報発信と啓発活動、報道関係者に向けた情報提供、関連団体・企業等との連携事業を行う。
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