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東京都内でインフルエンザの流行が例年より早くスタート
2019年10月22日
東京都では都内のインフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が9月半ば以降、流行開始の目安となる定点あたり1.0人を突破。
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行するが、本格的な流行期を前に患者数が増えていることから、一人一人が感染対策をするよう注意を呼び掛けている。
今年は早めの注意が必要、各自で対策を
東京都内419カ所のインフルエンザ定点医療機関からの第38週(9月16日から22日)の患者報告数は1.06人/定点(週)で、流行開始の目安となる1.0人を突破した。
東京都感染症週報によると、定点医療機関あたりの報告数は第41週(10月7日から13日)においても1.01となっており、例年の流行期に比べて早めの注意が必要な状態が続いている。
特に第41週(10月7日から13日)の保健所別都内流行状況では中央区、荒川区、南多摩(日野市・多摩市・稲城市)で定点医療機関あたりの報告数が3.0を超えている。
10月13日までに都内の学校や社会福祉施設などでインフルエンザ様疾患の集団感染事例も118件、報告されている。このうち最も多いのは小学校の69件で、臨時休業の措置が取られた。
また基幹定点医療機関(25カ所)においてインフルエンザと診断され、入院した人は今シーズンすでに22件、報告されている。
そのため東京都では、・こまめな手洗い
・休養・栄養・水分補給
・咳エチケット
・適度な室内加湿・換気
・予防接種(かかりつけ医と相談)
をインフルエンザ対策のポイントとして、インフルエンザにかからない・感染を広げない対策を各自で心がけるよう呼び掛けている。
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