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PHRが保健指導・医療を革新 タッチするだけで体重・血圧値・血糖値・歩数を読み込むアプリが登場
2019年12月16日
日本でも、医療・健康情報を収集し一元的に管理する仕組みである「PHR(パーソナル ヘルス レコード)」の活用に向けた動きが活発になってきた。PHRは、医療の質を向上する切り札として期待されている。
キーウェアソリューションズは、スマートフォンを血糖自己測定器や血圧計などにタッチするだけでデータを読み込めるアプリの配信を始めた。Amazonギフト券を贈呈するキャンペーンも実施している。
キーウェアソリューションズは、スマートフォンを血糖自己測定器や血圧計などにタッチするだけでデータを読み込めるアプリの配信を始めた。Amazonギフト券を贈呈するキャンペーンも実施している。
PHRが医療を進歩させる
PHR(パーソナル ヘルス レコード)とは、患者が自らがスマートフォン・アプリなどを利用して、医療・健康情報を集めて一元的に保存する仕組み。それを医療機関と共有し活用することで、医療の質を向上できると考えられている。
糖尿病の治療では、食事や運動など生活スタイルを改善していくことが重要だ。そのために、自分自身の行動を変化させ(行動変容)、それを続けていくこと(自己管理)が重要となる。
PHRを活用することで、糖尿病の治療での行動変容や自己管理をより行いやすくなり、治療の質を向上したという報告が増えている。PHRの活用は医療費の抑制にも効果的と期待されている。
使いやすくなったPHRが日本でも普及
PHRでは、インターネットを介する情報のやりとりが前提になる。日本ではこれまで、デジタル機器の利用を難しいと感じる人が少なくなく、PHRの普及はなかなか進まない現状があった。それが、スマートフォンの普及にともない、一気に広がる兆しが見えはじめている。
その先陣を切っているのが、ITソリューションなどを提供しているキーウェアソリューションズが提供するサービス「健康からだコンパス LifeRoute(ライフルート)」だ。
「健康からだコンパス LifeRoute」は、血糖値や体重、血圧などの健康情報や歩数などの運動記録に加えて、食事や日常生活の記録をメモや写真で登録・管理することで、毎日の健康管理に役立てることができるサービス。
スマホで健康情報(血糖値、体重、血圧、活動量、食事写真など)をまとめて簡単に登録・管理できる。自身での生活の振り返りに加え、閲覧許可を付与することで、医師や看護師、保健師などと情報を共有することも可能だ。
無料のアプリで健康管理 *
「健康からだコンパス LifeRoute」アプリでできることは主に次のことだ――。
■ 毎日の体の変化がすぐに分かる血糖値・体重・血圧・運動記録(歩数)・生活記録などのデータや、食事の写真などの日々の記録をつけるライフログを、一緒に管理することができる。生活内容と体の変化が一目瞭然になり、毎日の健康管理に役立てることができる。 ■ 簡単なデータ登録
健康データをスマートフォンで入力できる。FeliCa(NFC)に対応した血糖自己測定器や血圧計などの健康機器なら、タッチするだけでデータを読み込み登録できる。毎日の記録がより簡単・正確になる。
Android OSとiOSに対応しており、どちらもスマートフォン単体で読み込みができる。 ■ 健康管理をアドバイス
利用者をサポートする管理者向けツールも提供。サポータ管理画面で、血糖や血圧などのバイタル値や、食事写真などのライフログを、時系列で確認することができる。
こうした情報を、医療機関や介護施設、企業・健保、自治体などと共有し、指導者がアドバイスすることで、より効果的な療養指導や保健指導が可能になる。
タッチするだけでデータの読み込みができる対応機器は、血糖測定器の「メディセーフ」シリーズや、血圧計、体組成計、電子体温計、歩数計、パルスオキシメータなど多様だ。対応機器は今後も拡大していく予定で、ホームページで詳しく紹介されている。 * 一部機能は有料登録が必要です
医療・介護・健康分野でのICT利活用を推進
総務省は、医療・介護・健康分野におけるICT利活用の推進を図っている。保険者である自治体に蓄積されている健診・レセプトデータ(保険診療データ)、事例データ、エビデンスデータ(臨床結果などによる科学的根拠)などを収集し、地域や個人が抱える課題に応じた適切な保健指導施策の提案を2017年度から実施している。
「健康からだコンパス LifeRoute」は、すでに埼玉利根保健医療圏で、地域のかかりつけ医や医療機関をネットワーク化する地域医療ネットワーク「とねっと」に活用され、実績を生んでいる。「とねっと」の登録数は約3万人だ。
栃木県の「ICT活用特定保健指導推進事業」にも採用されている。今後、自治体での取り組み例が増えていく見込みだ。医療機関での取組み例も増えており、糖尿病などの慢性疾患の自己管理を支援し、医療機関での作業効率化に貢献している。
キャンペーンを実施中 Amazonギフト券5,000円を贈呈
同社は、LifeRouteによる「LIFE UP キャンペーン」を2019年11月1日から実施中だ。このアプリを利用した2万人を対象に、Amazonギフト券5,000円を贈呈するなどの特典を設けている。*
「LifeRoute」を使い、連携対象となる健康機器からのデータ登録を実際に体験しもらい、IoTの利便性を感じてもらうことを目的にしている。キャンペーン期間は、2020年2月25日まで実施される(登録期間は1月26日まで)。
このキャンペーンは、経済産業省2018年度補正予算「LIFE UP プロモーション」の対象となっている。これは、経産省「生活空間におけるサイバー/フィジカル融合促進事業費補助金」にもとづき、IoT家電・機器を活用したサービスの利用契約を行った消費者に対して、ポイント、ディスカウントなどの特典を付与する事業だ。
* キャンペーンの申込方法、対象者、条件などについては下記ページをご覧ください
管理者向けキャンペーンも実施中
さらに、健康管理システムの導入を検討している医療機関、団体や企業に対し、LIFE UPキャンペーンと連動させて、「LifeRoute」の管理者向けWebサービス「LifeRoute☆SP」をお試し価格で体験できるメニューも提供している。
管理者向けWebサービスでは、管理対象者の健康情報を個別あるいはまとめて閲覧でき、必要に応じて健康維持のためのアドバイスや適切な指導を行うための機能を提供している。
通常はサービス導入の際に、管理対象となる人のLifeRouteライセンス料およびサポーターライセンス(管理者ライセンス)料の両方を支払う必要があるが、今回のキャンペーンを利用すれば、LifeRouteライセンス料はAmazonギフト券で還元されるので、実質的にサポーターライセンス料のみの支払いでサービスを体験できる。
健康からだコンパス LifeRoute(キーウェアソリューションズ)LifeRoute「LIFE UP キャンペーン」
LifeRoute☆SP サポートサービスお試しメニュー LIFE UP プロモーション
[提供:キーウェアソリューションズ株式会社]
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