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【健やか21】「体罰等によらない子育てのために」がとりまとまりました

 「健やか親子21(第2次)ホームページ」より、専門職向けの学校保健・母子保健に関する最新情報をピックアップしてお届けします。
 「健やか親子21」では、「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を一緒に推進して頂ける企業や団体を募集しています。詳細・登録はこちら≫健やか親子21応援メンバー登録

「体罰等によらない子育てのために」がとりまとまりました

 体罰・暴言は子どもの脳の発達に深刻な影響を及ぼします。

 子ども時代に辛い体験をした人は、脳に様々な変化を生じていることが報告されています。たとえ、親は「愛の鞭」のつもりだったとしても子どもは目に見えない大きな影響を受けているかも知れません。

 日本では、昨年6月に児童福祉法等改正法が成立し、親権者等は児童のしつけに際して体罰を加えてはならないことが法定化され、2020年4月から施行されます。

 そこで厚生労働省では「体罰等によらない子育てのために」を取りまとめ、改正法の趣旨等を分かりやすく周知・啓発しています。キャッチコピーは「みんなで育児を支える社会に」

 子どもの権利が守られる体罰のない社会を目指すために、ぜひご覧ください。

詳細はこちら≫
「体罰等によらない子育てのために」がとりまとまりました(厚生労働省/2020年2月20日)「体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~」PDF(厚生労働省/2020年2月)

愛の鞭ゼロ作戦

 健やか親子21では、親や子どもの多様性を尊重しそれを支える社会や児童虐待のない社会の構築を通じて、すべての子どもが健やかに育つ社会の実現を目指しています。

 「子どものしつけには体罰が必要」という誤った認識・風潮を社会から一掃することを目的として、「愛の鞭ゼロ作戦」リーフレットを制作しました。ぜひご覧ください。

「愛の鞭ゼロ作戦」
最新トピックス・イベント(2020年2月27日更新)

・新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解の掲載について(厚生労働省)
・「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」の発刊について(東北医科薬科大学病院 )
・保育所等における新型コロナウイルス対応関連情報の掲載について(厚生労働省)
・不妊治療と仕事の両立支援に関するリーフレットの作成について(三重県)
・「保育事故防止に向けて、啓発用ポスター・事故防止及び事故発生時対応マニュアル及び各種参考様式等をご活用ください」の掲載について(大阪市)
・第14回キッズデザイン賞の応募開始について(キッズデザイン協議会)
・子ども安全メール「Vol.490 家電や家具が子どもに向かって倒れてけがをしないよう転倒防止対策を行いましょう!」の掲載について(消費者庁)
・発達障害支援の地域連携に係る全国合同会議資料の掲載について(国立障害者リハビリテーションセンター・発達障害情報・支援センター)
・平成30年度におけるがん教育の実施状況調査結果の掲載について(文部科学省)
・「平成30年度における児童・生徒の問題行動・不登校等の実態」の掲載について(東京都教育委員会)
・プレスリリース「不妊治療と仕事の両立ができず退職する従業員による経済損失を試算 不妊退職の経済損失 1,345 億 3,363 万円 不妊治療の理解を求める国会勉強会を開催! 」の掲載について(NPO法人Fine)
・『一問一答Q&A集「なぜ、運動やスポーツをしなくちゃいけないの?」ほか ~若い女性は「スポーツ」に対して消極的?!~』の掲載について(スポーツ庁)
・北海道大学などと共同しての北海道における産科遠隔診療プロジェクトの開始について(メロディ・インターナショナル株式会社)

※詳しい情報は、健やか親子21(第2次)ホームページを参照。

「健やか親子21」とは?母子の健康水準を向上のための国民運動計画

 「健やか親子21」は、平成13年から始まった母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、みんなで推進する国民運動計画。

 平成27年度からは、現状の課題を踏まえ新たな計画(~平成36年度)が始まりました。

 「健やか親子21(第2次)ホームページ」は、情報収集や情報を共有することによる交流・連携ができる有用なツールとして、様々な活動に役立つことが目的。

健やか親子21(第2次)ホームページ
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