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6月20日から「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」を全国各地で実施

 厚生労働省は6月20日から7月19日まで、国民の薬物乱用問題に関する認識を高めるため「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」を実施する。「持たない・やらない・近よらない」の薬物"3ない宣言"をキャッチコピーとし、期間中は官民一体となった啓発活動が各地で行われる予定。

 日本では覚せい剤事犯の検挙者数が1万人を超え、密輸量の増加に伴う押収量が大幅に増えていることから多くの乱用者の存在が推測されている。また大麻については検挙者数のほぼ半数が若年層となっており、大麻乱用の広がりも懸念。ほかにも、インターネットサイトによる危険ドラッグ販売も見られることから、政府は総合的な薬物乱用対策の取り組みを続けている。

 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、国民一人一人の薬物乱用問題に関する認識を高めるため、正しい知識の普及、広報啓発を全国的に展開するもので、平成5年から毎年実施。

「「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」6月20日から実施します ~薬物乱用防止のためのキャンペーンと国連支援募金運動を全国各地で実施~(厚生労働省)
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動
[yoshioka]
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