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【健やか21】「妊産婦のための食生活指針」の改定について(厚生労働省)
2021年04月09日
「健やか親子21(第2次)ホームページ」より、専門職向けの学校保健・母子保健に関する最新情報をピックアップしてお届けします。
「健やか親子21」では、「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を一緒に推進して頂ける企業や団体を募集しています。
妊産婦を取り巻く社会状況等の変化に対応
「妊産婦のための食生活指針」は、妊娠期および授乳期における望ましい食生活の実現に向けて、平成18年2月に「『健やか親子21』推進検討会」で策定されました。
この指針では、妊産婦のための食事バランスガイドや、妊娠期における望ましい体重増加量等をわかりやすく示しています。
このほど、策定から約15年が経過し、健康や栄養・食生活に関する課題を含む、妊産婦を取り巻く社会状況等が変化していることから、令和元年度の調査研究事業の報告等を踏まえ、指針の改定が行われました。
改定の内容は以下のとおりです。
- 妊娠、出産、授乳等に当たっては、妊娠前からの健康なからだづくりや適切な食習慣の形成が重要である。このため、改定後の指針の対象には妊娠前の女性も含むこととし、名称を「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」とした。
- 改定後の指針は、妊娠前からの健康づくりや妊産婦に必要とされる食事内容とともに、妊産婦の生活全般、からだや心の健康にも配慮した、10項目から構成する。
- 妊娠期における望ましい体重増加量については、「妊娠中の体重増加指導の目安」(令和3年3月8日日本産科婦人科学会)を参考として提示する。
【詳細はこちら】
最新トピックス・イベント(2021年 4月 8日更新)
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- 「妊産婦のための食生活指針」の改定について(厚生労働省)
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「健やか親子21」とは?母子の健康水準を向上のための国民運動計画
「健やか親子21」は、平成13年から始まった母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、みんなで推進する国民運動計画。
平成27年度からは、現状の課題を踏まえ新たな計画(~平成36年度)が始まりました。
「健やか親子21(第2次)ホームページ」は、情報収集や情報を共有することによる交流・連携ができる有用なツールとして、様々な活動に役立つことが目的。
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