ニュース

あなたと地球の健康のために禁煙を!~市民公開講演会・参加者募集中(参加費無料)~
―全国生活習慣病予防月間2023ー

123_PR2180.png  毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」です。一般社団法人日本生活習慣病予防協会は、2月を全国生活習慣病予防月間と定め、当協会の健康標語「一無、二少、三多」(無煙・禁煙、少食、少酒、多動、多休、多接)の普及啓発活動を行っています。
 第13回目を迎える「全国生活習慣病予防月間2023」(2023年2月)のテーマは『無煙・禁煙』です。
 メインイベントとなる市民公開講演会は、1月12日(木)・日比谷コンベンションホールにて開催します。
 皆さまお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。
 なお、全国生活習慣病予防月間2023のスローガン川柳の募集は終了致しました。本年度は、過去最多の約2,300通、約8,000作品のご応募がありました。審査結果は、2023年2月1日より、全国生活習慣病予防月間2023サイトで公開致します。

全国生活習慣病予防月間2023テーマ

一無(無煙・禁煙)たばこは万病のもと!~あなたと地球の健康のために禁煙を~

muen23B_250X250-02.jpg

●加熱式たばこを含め、あらゆる種類のたばこに含まれる有害物質は、がんや生活習慣病などの発症や症状の悪化に影響を及ぼします。

●葉たばこ乾燥用に大量の薪を使用するため、多くの木が伐採され森林破壊が進みます。また大量の薪やたばこの燃焼により大量のCO2が発生します。さらに農薬や吸い殻による土壌汚染や水質汚濁が進むため、たばこはその製造から消費に至る過程において、陸・海・空すべての環境破壊を引き起こし、地球温暖化の一因です。

講演会開催案内

■日程:2023年1月12日(木) 18:30~20:30(開場18:00)
■会場:日比谷コンベンションホール
 (千代田区日比谷公園1-4千代田区立日比谷図書文化館・地下1F)
 ※会場案内はこちら
■対象:一般の方など100名(事前登録者のみ)
■参加:無料
■参加申し込み:以下の参加申し込みフォームからお申込みください

講演会プログラム案内

18:30 開会の挨拶
宮崎 滋 先生(日本生活習慣病予防協会 理事長、公益財団法人結核予防会理事・総合健診推進センター長)

18:35- 講演1「たばこに関する新たな問題~環境破壊と新型たばこ~」
村松 弘康 先生(中央内科クリニック 院長、東京都医師会タバコ対策委員会アドバイザー)
dr.muramatsur.jpg たばこは人体だけでなく、地球環境にも悪影響を及ぼします。葉たばこの乾燥には大量の薪を使うため、薪を得るために木が伐採され、毎年2,000km2(東京とほぼ同じ面積)の森林が消滅しています。
一方、従来の燃焼式たばこよりも害が少ないと思われている加熱式たばこですが、実は加熱式たばこの煙にも十分危険な量の有害成分が含まれており、また、吐き出された煙で受動喫煙も生じています。

18:55- 講演2「たばこと高血圧」
齊藤 郁夫 先生(慶応義塾大学 名誉教授)
dr.saitohr.jpg 高血圧の診断には患者さんによる家庭血圧測定が必須です。喫煙は高血圧などのリスクファクターとともに心筋梗塞、脳卒中などの脳心血管病を増加させます。「一無、二少、三多」は高血圧の予防、治療に重要です。それに加えて降圧薬を利用すると脳心血管病が予防されることが証明されています。
診断から治療までの高血圧マネージメントには患者さんと医師による共同意思決定が基本です。

19:15- 講演3「たばこと歯周病」
小林 隆太郎 先生(日本歯科大学 東京短期大学 学長、日本歯科大学 口腔外科 教授)
dr.kobayashir.jpg 今や国民病といえる歯周病。歯周病は様々な生活習慣病の要因であり、新型コロナウイルス感染症の発症と重症化にもかかわっています。
喫煙の影響を最初に受けるのは口です。口は命の入り口でも、万病の入り口でもあります。
日本歯科医学会連合新型コロナウイルス感染症対策チーム長でもある演者が、命のために歯を磨くことの大切さ!を解説します。

19:35 講演4「新たな禁煙治療法~オンライン診療と禁煙アプリ~」
村松 弘康先生(中央内科クリニック 院長、東京都医師会タバコ対策委員会アドバイザー)
コロナ禍でオンライン診療が普及し、令和4年度から禁煙外来でもかかりつけ患者には初回治療からオンライン診療が認められました。一方、令和2年12月から禁煙治療アプリが保険適用となり、従来の禁煙外来では治療の空白となっていた外来受診日以外の日においても、 携帯電話アプリからアドバイスや有用な情報が得られるようになりました。
これらの新たな禁煙治療法について解説します。

20:00- 総合討論「たばこをめぐる新たな問題」
宮崎 滋 先生(司会)、村松 弘康 先生、齊藤 郁夫 先生、小林 隆太郎 先生
村田 正弘先生(NPO法人セルフメディケーション推進協議会会長)

dr.miyazakir.pngdr.muratar.png

20:25- 閉会挨拶 村田 正弘先生

共 催

一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
NPO法人 セルフメディケーション推進協議会

後 援

厚生労働省、公益財団法人 健康・体力づくり事業財団、健康日本21推進全国連絡協議会、公益財団法人 日本糖尿病財団、公益財団法人 循環器病研究振興財団、公益社団法人 アルコール健康医学協会、公益財団法人 8020推進財団、一般社団法人 日本肥満学会、一般社団法人 日本肥満症予防協会、一般社団法人 日本サルコペニア・フレイル学会、一般社団法人 日本産業保健師会、一般社団法人 日本くすり教育研究所、NPO法人 日本人間ドック健診協会、日本健康運動研究所 ほか

■新型コロナウイルス対策■
※新型コロナウイルス感染症防止のため参加人数を制限させて頂いております。会場内の消毒や事務局スタッフの健康確認は当協会の感染防止マニュアルにそって、十分な予防対策は講じますが、ご参加の皆様には、マスク着用と会場入り口での消毒をお願い致します。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場を管轄する東京都の指導により、講演会を中止する可能があります。何卒ご理解頂けますようお願い致します。

オンデマンド公開予定

講演の内容は全国生活習慣病予防月間サイトにて、講演録画を公開致します。
■公開期間:2023年2月1日(水)より公開開始
■公開場所:全国生活習慣病予防月間サイト

関連情報

■ 事務局・お問い合わせ先
 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 事務局
 〒105-0003 東京都港区西新橋2-8-11
 Tel:03-5521-2881 Fax:03-5521-2883 
 E-mail: event@seikatsusyukanbyo.com

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「おすすめニュース」に関するニュース

2025年06月05日
【専門職向けアンケート】飲酒量低減・減酒に向けた酒類メーカーの取り組みについての意識調査(第2回)
2025年06月02日
肺がん検診ガイドライン19年ぶり改訂 重喫煙者に年1回の低線量CTを推奨【国立がん研究センター】
2025年05月20日
【調査報告】国民健康保険の保健事業を見直すロジックモデルを構築
―特定健診・特定保健指導を起点にアウトカムを可視化
2025年05月01日
職場の熱中症対策が義務化へ 罰則付きで6月1日施行
2025年04月17日
【検討会報告】保健師の未来像を2類型で提示―厚労省、2040年の地域保健を見据え議論
2025年04月15日
【連載完結】産業保健領域での災害対策を考える
―産業保健職に求められる"平時からの備え"
2025年04月10日
【オピニオン公開中】職域で本当に必要な「運動推進」~労働災害防止のための「身体活動」推進の実践~
2025年03月26日
中小企業のがん対策、経営者の関心が鍵?
「がん対策推進企業アクション」最新調査が示す実態
2025年02月27日
「今後の労働安全衛生対策」建議、安衛法等一部改正案を「妥当」と答申
ーすべての事業場へのストレスチェック義務化などを盛り込む
2025年02月10日
【Web講演会を公開】毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」
2025年のテーマは「少酒~からだにやさしいお酒のたしなみ方」
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,800名)
登録者の内訳(職種)
  • 医 師 3%
  • 保健師 47%
  • 看護師 11%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 20%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶