【新コーナー】働く人に伝えたい!薬との付き合い方/日本産業衛生学会 全国協議会レポートなど 「トピックス・レポート」より
このたび保健指導リソースガイドでは、保健指導にまつわるトピックスや、講演会・学会のレポートを掲載する新コーナー「トピックス・レポート」をオープンしました。
保健指導・健康情報発信で取り上げたい、「薬」の正しい知識を紹介する連載「働く人に伝えたい!薬との付き合い方」、先日開催された第32回 日本産業衛生学会 全国協議会のレポートなどを掲載しています。
働く人に伝えたい!薬との付き合い方
-薬・サプリとセルフメディケーション-
最近、製剤の技術は大きく進歩しています。しかし、それを正しく理解して薬を飲まなければ、せっかくの工夫(技術の進歩)も台無しになり、危険な場合もあります。製剤の特徴から正しい飲み方を考えてみましょう。初回のテーマは「①錠剤を割る/カプセルを開ける/噛むのは【危険】」です。
本連載では「大人」でも意外と知らない「薬」の知識やセルフメディケーションの基本を、加藤哲太先生(日本くすり教育研究所 代表理事)にご解説いただきます。保健指導や健康だよりで取り上げたい「薬」の話題を隔月ペースで紹介しますので、ぜひご自身の学習、業務での情報発信にご活用ください。
第32回 日本産業衛生学会 全国協議会レポート
2022年9月29日~10月1日、北海道・札幌コンベンションセンターにおいて第32回 日本産業衛生学会 全国協議会が開催されました。
本協議会は「連携と協働 -職種、組織の壁を越えて-」をテーマに、ライブおよびオンデマンド配信も行われ、約1,900名(現地参加:約1,140名)が参加しました。
本記事では、全国協議会に参加した保健師・中村 彩さん(株式会社 電通)と齊藤亜希さん(富士通株式会社)によるレポートを掲載しています。
#1 360度動画を用いたVR職場巡視体験実習
#2 産業保健スタッフとしての災害への備えと対応
#3 自律型管理における産業保健師の専門性
心地よく働ける職場が業績を上げる!
「ウェルビーイング経営講座」シンポジウム
日本の持続的成長にいまや女性の活躍は欠かせません。この理念に元づき設立された昭和女子大学ダイバーシティ推進機構では、さまざまな事業やセミナーを展開しています。
10月27日(木)、同大ダイバーシティ推進機構が12月から開講する「ウェルビーイング経営講座」のキックオフシンポジウムが開催され、昭和女子大学理事長・総長の坂東眞理子氏の開会挨拶に続き、当講座の全体監修・ファシリテーターである昭和女子大学客員教授の海原純子氏(日本生活習慣病予防協会理事)が基調講演を行いました。
近年、「健康経営」または「ウェルビーイング」というフレーズが社会に定着してきています。わが国では企業内健診やストレスチェック制度がすでに浸透し、従業員の健康対策は十分行われているのに、さらになぜ「健康経営」が必要とされるのでしょうか。
坂東氏は講座開講の背景を、海原氏は健康経営の日本と海外の違いや今年10月に発表された健康経営に関するグローバルレポートを紹介しました。
本レポートは海原氏の基調講演の一部を紹介しています。


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