ニュース

女性の健康週間2023 女性の「更年期障害」をどう迎えれば良い? 大人の相談室を公開

 厚生労働省は、毎年3月1日~3月8日を「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開している。

 このほど、女性の更年期障害をテーマにしたWebコンテンツ「大人の相談室~女性の更年期障害って?~」で、有森裕子さんや小島慶子さんなどが参加した対談ムービーの公開を開始した。

 現在、更年期障害で悩んでいる女性に加え、これから更年期を迎える世代にも、より理解を深めてもらい、前向きなメッセージを伝えることを目的としている。

更年期障害で悩んでいる女性、これから迎える世代に、前向きなメッセージ

 厚生労働省は、毎年3月1日~3月8日を「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開している。

 「女性の健康週間」は、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごすために、総合的な支援することをめざし実施される。国と地方公共団体、関係団体など、社会全体が一体となって、さまざまな取り組み、行事などの普及啓発を行っている。

 今年度の「女性の健康週間」に合わせ、女性の更年期障害をテーマにしたWebコンテンツ「大人の相談室~女性の更年期障害って?~」で、2本の対談ムービーの公開を開始した。

 対談ムービーは、現在、更年期障害で悩んでいる女性に加え、これから更年期を迎える世代にも、より理解を深めてもらい、前向きなメッセージを伝えることを目的としている。

 元プロマラソン選手で、「いきいき健康大使」に任命されている有森裕子さん、元アナウンサーでエッセイスト、タレントの小島慶子さん、女性ライフクリニック銀座・新宿伊勢丹の産婦人科医師である対馬ルリ子理事長の3人が、自身の更年期障害の経験談や、これから迎える世代へのメッセージなどを語っている。

Part1 更年期の基礎知識
更年期とは?、更年期の症状、有森裕子さんの更年期症状、小島慶子さんの更年期前の経験、小島慶子さんの更年期症状などの内容

Part2 更年期を通じた学び
海外の更年期症状事情、オーストラリアの性教育、男性の更年期症状、周囲とのかかわり方、メッセージなどの内容

 対談のなかで、当人らと接してきた周りの人からのコメントも紹介し、症状のある人だけでなく、周囲の人も含め、幅広く知っておくと良いことを発信している。

 また、対馬ルリ子先生が、更年期障害の症状や治療法について、具体的に解説している。現在、更年期障害に悩んでいる女性や、周りにそうした女性がいる人達に見てもらいたい内容だとしている。

 女性の健康週間サイトではこれ以外にも、女性だけでなく、男性にも関わりのある婦人科の受診について考える「婦人科受診のトリセツ」や、知ろう!つくろう!女性の健康「みんなで学ぼう 生理について」なども公開されている。

有森裕子さん メッセージビデオ
~みんなで知ろう。婦人科のこと~

 この女性の健康週間コンテンツが公開されているのは、「スマート・ライフ・プロジェクト」のサイト。同プロジェクトは、厚生労働省による国民運動で、「健康寿命をのばそう」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日がおくれることを目標としている。

 プロジェクトでは、運動・食生活・禁煙の3分野を中心に、具体的なアクションが呼びかけられている。2014年度からは、健診・検診の受診を新たなテーマも加えられた。

 同省では「さらなる健康寿命の延伸を目指し、プロジェクトに参画する企業・団体・自治体と協力・連携しながら推進しています」としている。

女性の健康週間「大人の相談室 女性の更年期障害って?」 (厚生労働省)
スマート・ライフ・プロジェクト (厚生労働省)

[Terahata]
side_メルマガバナー

「特定保健指導」に関するニュース

2024年04月30日
タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
2024年04月25日
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠
2024年04月23日
生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
2024年04月22日
運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
2024年04月22日
職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
2024年04月22日
【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
2024年04月22日
【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
2024年04月16日
塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題
2024年04月16日
座ったままの時間が長いと肥満や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動は夕方に行うと効果的
2024年04月15日
血圧が少し高いだけで脳・心血管疾患のリスクは2倍に上昇 日本の労働者8万人超を調査 早い段階の保健指導が必要
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶