オピニオン/保健指導あれこれ
「間食指導」で考える生活習慣改善アセスメント ~行動変容ステージに応じた成功アプローチを伝授します!
No.2 関心期:“減らそうとは思っているよ、でもさぁ! ”
神奈川県立保健福祉大学プライマリー栄養ケア研究室
2013年11月29日
第2回:関心期
“減らそうとは思っているよ、でもさぁ! ” (2)
“減らそうとは思っているよ、でもさぁ! ” (2)
このステージの方の特徴
“わかっちゃいるけど、やめられない ”人は、頭では良くないと理解できていても、行動に移すことができないことが問題です。特徴としては、2つあげられます。
まず、「できない理由(言い訳)が多い」こと。自分にはそれに対応出来ない理由があることを明言し、それを言い訳に思考停止してしまいます。周りの人など外的要因を理由にすることが多く、"だから仕方ない"といった方向へ片付けがちです。
2つ目は、「行動変容することが、本当に自分のプラスになるのかを迷ってしまう」こと。将来の健康より、直近の障害(断ることで気まずい思いをする、食べることを我慢することでストレスがたまる等)を避けたい気持ちが立ちはだかり、あきらめてしまいます。どちらにせよ、生活改善にとりかかるきっかけがつかめず、行動に踏み出せない状況なのです。
では、実際の対応例で考えてみましょう。
「「間食指導」で考える生活習慣改善アセスメント ~行動変容ステージに応じた成功アプローチを伝授します!」もくじ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「栄養/食生活」に関するニュース
- 2024年07月16日
- 慢性腎臓病(CKD)は健康寿命を損なう要因 生活改善で重症化予防できる 「若い世代の認知は不十分」という調査結果
- 2024年07月16日
- 【タバコの最新情報】喫煙している人は食事が不健康 内臓脂肪も増えやすい 電子タバコは禁煙に役立つ?
- 2024年07月08日
- サプリメントは効果がある? マルチビタミンは「効果あり」「なし」の両論が ビタミンDのサプリは推奨
- 2024年07月08日
- 糖質の多い甘い清涼飲料が「うつ病」のリスクを高める ブラックコーヒーはリスクを低下 日本人8万人超を調査
- 2024年07月04日
- 東京糖尿病療養指導士(東京CDE) 2024年度申込を受付中診療報酬改定により東京CDEは大きく期待される認定資格