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健康意識の高い中高年者 6年間「ずっと健康」が5割
2013年03月26日
「適度な運動する」、「バランスの良い食事をする」――団塊の世代を含む56~65歳のうち、6年間に「ずっと健康状態が良い」と答え続けた人ほど健康維持をこころがけている傾向があることが、厚生労働省の「中高年者縦断調査」で分かった。
社会参加に熱心に取り組む人は健康状態も良い
この調査は、中高年世代の男女を追跡して、その健康状態や社会活動の変化を継続的に調査するもの。2005年11月に50~59歳を対象に初めて実施し、今回は7回目にあたる。2011年11月に56~65歳となった2万3,672人の回答を集計した。
初回調査からの健康状態を尋ねたところ、「ずっと良い」と回答した人は55.6%。「『悪い』から『良い』に変化」が4.2%、「『良い』から『悪い』に変化」が5.9%だった。
この6年間に「ずっと健康状態が良い」と答え続けた人は、健康状態が悪くなったと答えた人と比べて、健康維持のために運動や食事に高い関心をもっている人の割合が高かった。

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