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"食と運動"から考える生活習慣病予防と保健指導 HFEJAPAN2013セミナー

 毎年、食品業界の祭典として行われている、ifia JAPAN 2013(第18回国際食品素材/添加物展・会議)/HFE JAPAN 2013(第11回ヘルスフードエキスポ)で15日(水)、食と健康をテーマにしたセミナー「予防医学と保健指導を食と運動から考える」が開催された。セミナーは、保健指導における運動指導や、タバコとメタボの関係性、食と栄養からみる肥満、産業保健師の健康支援といった4つの内容で講演があった。

 保健指導における運動について、池田義雄先生(タニタ体重科学研究所所長・日本生活習慣病予防協会理事長)が「保健指導 ~一無二少三多~」と題し講演。近年の研究発表から、1日の歩数時間が長いほど医療費が低くなることを紹介し、医療費削減につながる事例として注目されているとした。

 喫煙の現状とその影響について、村松弘康先生(中央内科クリニック院長)は「喫煙による脂質の酸化変性 ~タバコとメタボの相乗効果~」と題し講演。喫煙がもたらす障害として、肺がんや喉頭がん、食道がんが多いことや、脳梗塞、心筋梗塞、また血流が悪くなることで認知症が増えることを説明した。特定健診・特定保健指導において喫煙の有無を問う項目が盛り込まれたこと、さらなる喫煙リスクの啓発活動の必要性を呼びかけた。

 食と栄養に関して、宮崎滋先生(結核予防会新山手病院生活習慣病センターセンター長)は「肥満、生活習慣病の予防 食と栄養からのアプローチ」と題し講演。食生活改善に取り組むときは、エネルギーのとりすぎが原因になっていないかをチェックし、体重だけを目標にせず生活習慣から改善すべき点を見つけることが大切とした。また、食生活の問題点がわかったら、すべてを改善しようとするのではなく、無理なくできそうなものを選び毎日実行することが大切とした。

 働く人や職場の健康を支える立場から、大神あゆみ先生(日本産業保健師会会長)は「産業保健師が支える職場の健康」と題し、産業保健師の職能と実践例について講演した。「食」からみた職場の健康支援として、昼食時間の職場巡視し、食事中の会話や食事の傾向などを確認することを事例としてあげ、現場の目線で起きていることを把握することが大切した。また、個人に注視するだけでなく、職場全体の問題解決も並行して行うことをポイントにあげた。

 保健指導における食や運動のポイントが明快に示された講演が続き、立ち見が出る盛況のセミナーとなった。

ifia JAPAN 2013/HFE JAPAN 2013

[soshinsha]

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