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5月31日は「世界禁煙デー」 たばこフリー(たばこの無い環境)をPR

 厚生労働省は5月31日、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」にあわせ、「世界禁煙デー記念イベント」を開催した。同イベントは、今年で26回目を迎え厚労省では世界禁煙デーから始まる1週間を「禁煙週間」(5月31日~6月6日)と定め、毎年さまざまな普及啓発活動を行っている。

 今年のイベントは、たばこによる健康被害への正しい理解と、世界禁煙デーの基本テーマである「たばこフリー(たばこの無い環境)」の周知を目的とし、東尾理子さんの禁煙大使への任命式や禁煙に関するトークショー、無料で参加できる肺年齢のチェックや禁煙相談などを実施された。

 秋葉賢也(厚生労働省副大臣)は挨拶で、国として、今年度から始まった第2次健康日本21で「未成年者の喫煙防止」をはじめとした総合的なたばこ対策の推進や、たばこの健康影響評価専門委員会の開催など幅広い対策に取り組んでいることを説明した。

今年の禁煙週間のテーマは「たばこによる健康影響を正しく理解しよう」
 禁煙大使の東尾理子さんは、受動喫煙について「たばこの煙が子供など周りの人たちに影響を及ぼすことを心配している」とコメントした。また、最近の女性の喫煙率の高さを指摘、「女性の場合、肌や歯の白さにも影響するので、たばこを吸うことを減らしてほしい」とした。

 最後に、現在たばこを吸っている人へのメッセージとして「たばこは自分だけでなく周りの大切な人たちの健康に影響することから、禁煙に心がけるようにしてほしい」とコメントした。

2013年「世界禁煙デー記念イベント」を5月31日に開催(厚生労働省)
たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)

[保健指導リソースガイド編集部]
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