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[がんと就労] 産業医や医療機関との連携、定期的な情報交換が大切
2013年07月02日
連載・オピニオン「がんと就労~本人と職場を支える産業看護職のより良い支援とは~」(監修:錦戸 典子 東海大学大学院健康科学研究科)の、第5回「産業医や医療機関との連携」(執筆:伊藤美千代 東京医療保健大学 医療保健学部 看護学科)を公開しました。
第5回のテーマは「産業医や医療機関との連携」とし、産業医および医療機関との連携について解説します。
職時の労働条件の調整では、関係者間での会議では議論されにくい職場の同僚が感じている不安や不平といったデリケートな情報を、幅広く収集し、事前に職場の受け入れ態勢を確認すること、さらに産業医が適切な意見を会社(人事労務)へ伝えるための情報提供は大切です。
産業医は非常勤である場合も多いので、限られた時間内で、労働者・会社にとって最良の判断ができるよう、産業看護職が普段から情報収集をしておくことが有用です。
職場巡視等の機会を活用して、労働者が復職を予定する部署に足を運び、職場の雰囲気や人間関係を把握するとともに、関係者からのヒアリングを行っておくと良いでしょう。
「産業医」「医療機関」の視点に沿ったヒント2項目
働く人のがん対策・オピニオン- ヒント11 産業医と役割分担し、定期的に情報交換します
- ヒント12 医療機関との連携の要否や方法、連携内容について検討し、調整します
「がんと就労~本人と職場を支える産業看護職のより良い支援とは~」
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