ニュース

「統括保健師人材育成プログラム」参加者募集 日本看護協会

 日本看護協会は、市町村の統括保健師を対象とし同会が開発した「統括保健師人材育成プログラム」への参加者を募集している。

 「統括保健師人材育成プログラム」は、市町村(区含む)において、自組織内の組織横断的な調整を図り、質の高い保健活動を推進するために必要な能力を強化することを目的とする。日本看護協会が統括保健師の役割・機能、配置のあり方等の検討を重ね開発した。

 目標は、効果的な保健活動を展開するために、組織横断的な「統括保健師」の役割・機能を理解し、その機能の発揮に不可欠な知識やスキルを強化することとし、下記の3点を挙げている。

(1)統括保健師の役割や機能を十分に理解し、その実践ができる
(2)統括保健師としての役割を果たしていく"ための意識(自信)が高まる
(3)組織の中で統括保健師としての明確な位置づけを、自身の組織で確保できる

 募集概要は以下の通りーー

■実施期間:
平成26年6月~平成27年2月

■応募資格:
市町村(区を含む)の保健師であり、かつ以下の条件をすべて満たす者
(1)本プログラムの参加にあたり、上司の推薦が得られるもの
(2)原則として、現在統括保健師(統括的役割を担う立場の保健師)である者
  ※概ね15年相当の保健師としての実務経験を想定
(3)原則として、全日程(事前学習を含む、前期集合研修の宿泊含む)に参加できる者

■定員:約50名

■プログラムの特徴:
・本プログラムは、大きく「事前学習」「前期集合研修」除且織での保健活動の実際」「後期集合学習」の4つで構成されている。学習効果等も考慮し、約10力月のプログラム構成としている。

・座学だけではなく、 DVD 学習、職場での実際の活動や、集合研修での演習、デイスカッシヨンなどを複合的に組み合わせ、自身の統括保健師としての感度、強度を高めるプログラムである。

・統括保健師として自組織内の多くの賛同を得ながら、保健活動を推進していく実際を体験し、必要な力量を強化するプログラムである。

・参加者同士のネットワーク構築にも力を入れ、研修終了後も互いに情報交換をし、高めあいながら成長し続けられるプログラムを目指している。

■問合せ先:
公益社団法人日本看護協会 健康政策部保健師課
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-8-2
Tel. 03-5778-88 E-mail; hokenshi@nurse.or.jp

統括保健師人材育成プログラム 実施要綱及び参加者募集要項(PDF)

公益社団法人日本看護協会
[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「地域保健」に関するニュース

2025年02月25日
【国際女性デー】女性と男性はストレスに対する反応が違う メンタルヘルス対策では性差も考慮したアプローチを
2025年02月25日
【国際女性デー】妊娠に関連する健康リスク 産後の検査が不十分 乳がん検診も 女性の「機会損失」は深刻
2025年02月25日
ストレスは「脂肪肝」のリスクを高める 肥満やメタボとも関連 孤独や社会的孤立も高リスク
2025年02月25日
緑茶を飲むと脂肪肝リスクが軽減 緑茶が脂肪燃焼を高める? 茶カテキンは新型コロナの予防にも役立つ可能性が
2025年02月17日
働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
2025年02月17日
肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
2025年02月17日
中年期にウォーキングなどの運動を習慣にして認知症を予防 運動を50歳前にはじめると脳の健康を高められる
2025年02月17日
高齢になっても働き続けるのは心身の健康に良いと多くの人が実感 高齢者のウェルビーイングを高める施策
2025年02月10日
緑茶やコーヒーを飲む習慣は認知症リスクの低下と関連 朝にコーヒーを飲むと心血管疾患リスクも低下
2025年02月10日
[高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶