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禁煙指導の研究的取り組み 職場の「禁煙化」が重要
2014年05月02日
連載「禁煙指導のかんどころ」(斎藤 照代/(独)労働者健康福祉機構)の第4回を更新しました。
第4回は、筆者がライフワークとして取り組む「喫煙対策」の研究について、研究を始めた経緯やこれまでの成果などを紹介します。
第4回は、筆者がライフワークとして取り組む「喫煙対策」の研究について、研究を始めた経緯やこれまでの成果などを紹介します。
禁煙指導の研究的取り組み
私が研究に本格的に取り組み始めたきっかけは、大学院でのある講義でした。
私は大学院では、「医療政策」を専攻し、社会学者の立場から日本の医療の在り方について提言をするという内容の講義でした。
講義では、保健師の地域での様々な取り組みも紹介され、保健師活動は、歴史的に見ても先駆的であり画期的であったと称賛し、同じ保健師の立場として先輩保健師たちの輝かしい活動を誇りに思いました。
しかし、先生は最後に「ただ今後、保健師が公衆衛生の高度専門職としてのその立場を確立できるかどうか、今大きな岐路に立たされている」と続けました。
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